娘も通学が始まって、でもグループに分けて通学するから登校・下校のスケジュールがかなりめちゃくちゃ。学校の始まりが9:30とか言われても、保護者は仕事があるから「勘弁してくれえ!」という感じになるよね。こういう時はみんなで助け合い。
今朝は別のお母さんが子供たちを5人ピックアップしてくれた。ありがたい。帰りは私が3人を学校まで迎えに。そのままうちに来て、久しぶりに家が活気付いています。今キッチンでクッキーを焼いてる。本当に楽しそう。
でも今の私のメンタルの行き着くところは…
このお家にもうすぐさよならしなきゃいけないなんて
悲しすぎる。悲しすぎて引っ越し作業が全然進まない。
と、ここまで書いたのが約一週間前でした。ブログを書き終える気力も失せていたようです。
今は少しずつ引っ越す現実を受け入ることができる瞬間が増えきた。新しい場所を探して動き始めたこと、荷物の整理を始めたことが大きい(やっぱり頭より体を動かすのがいいんだろうな)。
センチメンタルに浸っている場合ではないけれど、子供たちの成長も含めてこの素敵な家で過ごした時間が本当にかけがえのないものだった。コロナもここだったし。
体は正直。今の悲しくてショックという気持ちを無理矢理押さえ込んでひたすらただ前へと進むと後から良くないことにもなりかねないので、私もスティーブンも今は鬱々と過ごして良し、と暗黙の了解。子供たちも若干鬱々としている。鬱々としながらもくもくとやることをやる日々です。仕事・勉強・家事・今日は歯医者。
よくある辛いことを受け入れるための5ステップ的なやつ。どのステップも無理して飛ばさない方が良いと言うよね。
- denial
- anger
- bargaining
- depression
- acceptance
「2ヶ月は無理かもしれないです。少し延長してもらえないでしょうか。」
と大家さんにお願いしたら(まさにbarganing交渉)、わかって下さった。今みんな大変。まだ全然コロナ禍だよ。ストレスをかけて、ここで関係が崩れるよりは・・・と思ったのかも。大家には大家の立場としての心配事もあるだろうし。最後まで大事に家を使ってもらって、平和に出ていってもらえるのがいいのかも。
アメリカでは家やアパートを借りるときに推薦状があると契約がよりスムーズに進みます。別になくても良いものですが、この推薦状は大家さんだったり不動産屋さんが書いてくれるものです。「あなたたちの推薦状は任せて!」とおっしゃってくださっているけれど、一方的に退去命令を出された怒りで家をめちゃくちゃにして引っ越す人もいるアメリカ。お互い穏便に、が一番。