火曜日の午前中はヨガの日。

 

毎朝15分ほど自宅でヨガをやるけれど、自己流になってしまうのが怖いので、がんばって1週間に1度はレッスンに出て先生に形を確認してもらっています。基本的に出不精なので、前向きに…という感じではないです。

 

昨日のヨガのクラスで面白いことに気が付いた。

 

20代から60代まですべての年代の女性がそろっていました。今日は生徒5人プラス先生。

 

20代の彼女はやっぱりはちきれんばかり勢いがある。彼女はヨガのインストラクターもしているので(このクラスの先生ではないけれど)、プロ。服装もばっちりLululemon系でとても素敵。Screaming Pigeonというけっこうキツイポーズも先生に楽しく話しかけながらしてるし。プロポーションも抜群で、ポーズも一つ一つが絵になってまぶし~!

 

次に30代の彼女。レギンスにタンクトップ(背中の部分が素敵な見せスポーツブラも着用)というけっこう気合の入ったスタイル。少しだけぽっちゃり目の彼女のしなやかな肌は、30代の若さを感じさせます。更年期もまだ遠い感じ。ヨガ歴でいえば、彼女が今日のグループの中では一番短い。一生懸命周りについて行こうとしている雰囲気です。

 

そして40代の私。だらしない私。今日の私の服装はなんと起きたままの恰好(スエットとTシャツ)。子供達が登校した後、ヨガレッスンの日だからやることを早めに片付けようと、寝起きの恰好のまま家事や仕事。朝はだいたいスティーブンが子供達を学校へ連れていきます(着替えなくて良い条件が整う)。ふと時計を見ると10:15。ヨガは10:30から。「うわっ」と思い、そのまま車へ。

 

50代の彼女は、スタイルはいつも同じ。黒いスパッツと、体にフィットするヒョウ柄みたいなタンクトップ。髪型がかぐや姫のようなので私はいつも「プリンセスかぐや」と心の中で呼んでいます(日本人ではありません)。ヨガもまだまだ周りの流れにもしっかり合わせ、こなしていらっしゃる。

 

最後に60代の大先輩。私は彼女のことを、心の中で尊敬を込めて「仙人」と呼んでいます。彼女のヨガスタイルは、ハーフパンツ(ジャージを半分に切ったような)にTシャツ。そしてTシャツはイン。(私のスタイルと仙人のスタイルがこの日は若干かぶり気味)。体のあちこちが痛いそうで、あまり周りに合わせることはせず、マイペースでヨガをされています。ヨガに来るとかなり体が楽になるのだそうです。しかし目は大変鋭く、私が体に負担のかかるようなやりかたでヨガをすると、やさしく指摘して下さるありがたい存在です。

 

そして先生。先生も60代。高校生の時からヨガをしているそうで(ヒッピーだったのかな)、毎年2回インドへヨガの修行にも行く勉強家。大昔についていた彼女のヨガの師匠が、ボディーアライメント(人の体の構造や骨格)を勉強していない人だったそうで、おかげで間違ったヨガを続けさせられたために、手術をしなえればならなかったり、後遺症が残るようなケガをしたのだそう。そういう経験から、「体を傷めないヨガ」にかなりこだわっている先生です。自分の苦い経験を活かし、今はマッサージ師とヨガの講師として二足のわらじを履いていらっしゃる。今日はとても鮮やかな紫色のレギンスを履いていらっしゃいました。美人先生です。

 

 

日々の暮らしを丁寧にと思うけれど、なかなかそうもいかない現実。大事なポイントだけしっかりおさえるだけでも精一杯なんだけど、さすがに人様の前で寝間着でヨガはどうかと思うので(誰も気にしている様子はなかったけれど自分の気持ちの問題)、これは改めよう。

 

まじめなヨガグループの中でしみじみ思ったことでした。