理事を2年の経験から~(長文passOK) | ぐ~たら爺の奮闘記(^^Ameba版

ぐ~たら爺の奮闘記(^^Ameba版

*最近フォロー要請が非常に多く、フォローについて選択制にしました。ご理解願います。☆知人より採用リンク要請
http://www.tokyodentsuko.co.jp/recruit.html

今月20日の総会を終えて理事の任を解かれました。その間、色々な事がありましたね~~

 

先ずは、理事長含め理事の皆さんは素人集団でして、何をどうやれば良いのか?全く判らない状態から始まる訳です。そこで爺としては、管理組合の規定類を熟読しました。

 

その内容からして、組合員を代表しての組合であって其処の理事等は会社で言う役員です。
役員は組合の運営からトラブルなど含め、全てに対応する業務な訳です、それをサポート頂けるのが管理会社ですね。しかし爺は管理会社の対応に不満が募りまして、爆発寸前に!!

 

管理人さんも当然ですが、管理会社との契約で派遣されて建屋の清掃等を行いつつ健全で維持できる為の業務を担って頂く訳です。それを理事は拡大解釈しがちであり、理事が行う事を管理人の業務と勘違いしています。全ては理事会が行いそれをポートするのが管理会社と管理人さんな訳です。

 

例えば建屋のトラブルが発生した場合は、最初に情報を得るのは組合又は管理人、それを理事会へ通報され理事会で協議した結果、業者等へ連絡を入れる、若しくは対処する訳ですが方法が判らない場合には管理会社の担当者へ相談し、内容に寄っては管理会社へ委託する場合もありますね。そして理事は全ての設備を把握し、事有れば即座にアクションを起さなければなりません。

 

過去は、大半を管理人さんが動いて理事会へ報告され、それを基に協議して行動する形態ですね
これでは管理人さんの休日や夜間(勤務外)時のトラブル時には全て理事が動く訳ですが、大半が管理人さんに連絡取っているのが現状、根本から間違っていますね。規定類を読んで解る訳で、管理人さんのミッションが明確に記載されており理事は無知過ぎます。

 

そんな中、2年間には色んな事件やトラブルが発生しました。例えばリホーム等の工事業者が入る場合には、要請する組合員から申請書が出されて理事会が承認し許可書を出して成立ですが、中には何も出さずに行う組合員や業者も工事期間や作業時間と基本土日&祭日は行わない。

 

それを無視して深夜にも行ったり、休日に入り込んで作業をする等、中には休日作業は聞いて居ないと平気で反論する業者も、特に下請けの下請け業者も多くてその際即刻出入り禁止扱いにしたりオーナーなりに忠告もしました。家主と言えども夜21時以降にも作業する方も??

 

とは別に、劣化や経年に伴う雨漏り等も発生します、中には配管の腐食から水漏れも、時には上階の部屋の水漏れ、中には配管破裂にて下階への水漏れ等、その際上階の家主に床を開ける作業を拒否する方も、その方こそ規定を理解されてない訳で困ったものですよ。全て理事会で説得して了承を得なければ、場合に寄っては拒否する方には「住む権利はございません」と語気を強めて発言する場合もあります。

 

その後、補修工事などの見積を取って承認後の作業ですが、中には我々素人だと思って高額な見積を平気で出してくる、こんな場合は管理会社を通じて行うのが最善ですが、時には管理会社が経由すると逆に上乗せされる事も多々あり、細かいチェックが必要です。爺は見積書を見て、高いので足場を組む費用があり、たかが2階上部の補修作業に何が足場だ?脚立2段にすれば出来ると、減額要請で30%下がった事もあります。

 

他にも色々と検討も
・大規模修繕費用の件
 この件はニュースでも話題になっていますが、円安・少子化・高齢化・等を踏まえ、建設業の
 倒産も増えつつあり、この先修繕価格が高騰する事の懸念です。従い修繕費の増額は必須と言
 えます。予想では過去の費用の2倍以上に跳ね上がる可能性も伺えます。各自追加費用が発生
 する事も考えられます。(各家庭100万円追加事例も現実に有り得ます)

 

・エレベータのリニューアル
 築30数年が経過し、メンテナンスにて運用出来ていますが、故障したら部品が無く速めのリ
 ニューアルが必要です。リニューアル時には少なくとも2週間は停止する為、高齢者や体の不
 自由な方宅には別途その間の一部移転先も必要です。

 

・関東地域には大地震が到来の危機意識
 各組合員宅は当然ながら水及び食料の備蓄が必要です。とは別に生理現象対策として簡易トイ
 レも準備が必須と言えます。しかし何日続くかも判らない中、役所から支援が請けれてもトイ
 レ類は厳しく思え、簡易トイレと簡易テントを入手し敷地内のマンホールを利用出来ないかも
 検討し2セット程購入しました。(但し未完成)

 

・その他にも細かい部分で、規定類の見直しや紙での資料を削減しデジタル化への推進、等を踏 
 まえて理事会にて検討を重ねておき住民の安心を確保する努力が必要だと認識しました。

 

以上、マンションにお住まいの方或いは検討されている方も参考に頂ければと思います。戸建ても同様に修繕費用跳ね上がり傾向ですから、同様な覚悟を持って住む事への対策が必要です。