昼間はまるで、サウナに住んでいるかのようだった。築40年は経過しているであろう木造アパートの中。今日のような真夏日は、部屋中が熱気で満たされる。

熱気を解消するべく、いざ、カーテンを閉め切ったり、冷房をフル稼働させたりした。が、全く歯が立たない。外気にひたすら熱されているアパートを冷やすためには、一台のエアコンのフルパワーくらいでは、焼け石に水だと思った。これはもはや、飛行機やらヘリやらで空中から、アパート丸ごと、打ち水でもしないかぎりだめだろうなと小学生みたいな妄想をした後、現状を受け入れた。

いろんな暑さを表す言葉を思い出していると、ふと、「うだるような暑さ」の「うだる」って、そういえばどんな字を書くんだろうか?どういう意味だ?って思った。


早速、辞書アプリで調べた。
子供の頃、どこかのじいちゃんかばあちゃんが「ゆで卵」のことを「うで卵」って言っていた記憶がある。方言とかなまりなんだろうなって当時は思っていたが、実はそういうことではなかったと、おっさんになった今、理解した。

まるで自分がおでんの具になったかのように、「ゆでられるかのような暑さ」という感覚はよく想像できるし、ユーモラスな表現だなあと感じた。


夜は涼しいので、一緒にハンモックで寝ていました。子猫の頃から仲良しです。