
解体中の家。ぼんやり眺めていたら、ここで暮らしていた人たちの姿が心に浮かんできて(妄想)、(勝手に)せつない気持ちになってしまった…。
その一方で、家の解体は、まるでタイムカプセルを開けるみたいだとも思った。(たとえが全然違うかもしれないが…)一度完成したら、解体するまで、中を外に(窓からちょこっと見えたりはするが…)晒すことはない。そこで暮らした人たちの歴史をしっかりと閉じ込めている。
あるいは、舞台のセットのようにも見え、
家は、みんなが母や父、娘、息子とかの役割を演じている場所なのかなあとも思った。
朝の光に照らされている、誰かの思い出の断面を見て、そんなことを妄想。


その近くにあった公園。砂場を囲んでいるベンチと、内向きにも外向きにも座れるベンチ。
今の、密を避けなきゃって雰囲気の中では使われにくいかもしれないが、(近くに大きな団地があることからも)膝を突き合わせてみんなで語り合うような、座のふんいきを大切にした公園なんだろうなと思った。