実話を元にしていて、大泉洋演じる鹿野さんという人は実際にいた方らしい。鹿野さんは、筋ジストロフィーのため、車椅子での生活を送っている。自宅にボランティアの人達が来て、自分の身の回りの世話をしてくれるが、鹿野さんは、自由奔放わがまま放題。(タイトルの通り、)夜中に突然、ボランティアの人に、バナナを買ってくるように頼んだり、ボランティアの学生に怒鳴り散らしたり。
初めのうちは、わがまま放題に見える鹿野さんだけれども、場面が進む中で、それらの言動や振る舞いの本意が分かってくる。
前半はテンポがよく、心に残るセリフがいくつかあり、面白かった。
…けれど、後半になると、お涙頂戴演出の山場みたいなのが何度もあり(その度に、しっとりとした感動的なBGMが流れる)、(実際にあったことなのかもしれないが)盛り込みすぎでクドイなあ……という印象が残った。(上映時間2時間らしいが、3時間映画くらいに感じてしまった。見ていてちょっと疲れた…。)
そうしないといけない、いろんな事情があるのかもしれないが、…でももう少しストーリーの焦点を絞ってもよかったのかも?
「人に頼る勇気」という言葉が心に残った。
全然違う話なんだけれども、以前に見て面白かった映画。
「最強のふたり」

