中国のいう尖閣の「核心的利益」
『中国のいう尖閣の「核心的利益」・・・石油天然ガスより太平洋への出口』
中国のいう、尖閣の「核心的利益」とは? 大きく二つある。
(1)中国が尖閣の領有権を主張しだしたきっかけは、石油・天然ガス資源があるとの国連報告だが、当時と比べて、掘削技術等の飛躍的発展で、それが現実味を帯びてきた。算出した石油や天然ガスをパイプラインで輸送する場合、中国へは500Kmで容易、日本へは700Kmで、かつ海溝があるため、コスト上も技術上も困難性が高い。こうした背景があることがまず一つ。
ただ、それよりも重要なことは、
(2)中国にとって尖閣の領有は、太平洋への出口としての軍事戦略上の意義が大きい。今のところ、中国の海洋戦略上、太平洋への出口は、台湾と海南島の間の海だけ。事実上、日本列島が、中国の第二列島線への海洋進出の防波堤になっている。ここを打破したいというのが中国の本音。
自民党総裁選で「中国は尖閣には攻めてはこない。人が住んでないから」と言った御仁がいたそうだが、それが安全保障の「あ」の字も知らないと批判された理由がここにある。
みんなの党公式HPはこちら⇒http://www.your-party.jp/
江田けんじHPはこちら⇒http://www.eda-k.net/
中国のいう、尖閣の「核心的利益」とは? 大きく二つある。
(1)中国が尖閣の領有権を主張しだしたきっかけは、石油・天然ガス資源があるとの国連報告だが、当時と比べて、掘削技術等の飛躍的発展で、それが現実味を帯びてきた。算出した石油や天然ガスをパイプラインで輸送する場合、中国へは500Kmで容易、日本へは700Kmで、かつ海溝があるため、コスト上も技術上も困難性が高い。こうした背景があることがまず一つ。
ただ、それよりも重要なことは、
(2)中国にとって尖閣の領有は、太平洋への出口としての軍事戦略上の意義が大きい。今のところ、中国の海洋戦略上、太平洋への出口は、台湾と海南島の間の海だけ。事実上、日本列島が、中国の第二列島線への海洋進出の防波堤になっている。ここを打破したいというのが中国の本音。
自民党総裁選で「中国は尖閣には攻めてはこない。人が住んでないから」と言った御仁がいたそうだが、それが安全保障の「あ」の字も知らないと批判された理由がここにある。
みんなの党公式HPはこちら⇒http://www.your-party.jp/
江田けんじHPはこちら⇒http://www.eda-k.net/