月刊「現代」に橋本大二郎さんとの対談掲載 | 江田 けんじオフィシャルブログ Powered by Ameba

月刊「現代」に橋本大二郎さんとの対談掲載

現在発売中の、月刊「現代」3月号に前高知県知事・橋本大二郎さんとの対談が掲載されました。
以下、その対談内容の一部を掲載します。

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『さらば、エセ二大政党。「結集軸」を示そうじゃないか』
高知県前知事 橋本大二郎 × 衆議院議員 江田憲司
「政界大再編宣言」

橋本 福田総理は麻布中学・高校の先輩ですし、父親が政治家という家庭に育ったという共通点もあります。個人的にお話しをしたことはありませんが親近感はある。ただ、最近の流行り言葉でいえば、自由民主党政権の賞味期限が切れてきてるんじゃないでしょうか。どなたが総理になってもいまの政治は変わらない、賞味期限が切れていると国民も漠然と感じているのだと思います。福田さん個人のリーダーシップや魅力というより、底流にもっと大きなマイナス要因があると思えてなりません。

江田 ご指摘のとおり自民党自体が賞味期限切れなんですね。小泉純一郎という生命維持装置をつけて5~6年延命させたにすぎません。小泉さんが「自民党をぶっ壊す」と叫んで救世主のように出てこなければ、その時点で政界再編が起きていたでしょう。しかし、あの熱に浮かされた何年かが終わって夢から覚めてみると、そこにあったのは昔のままの自民党でしかなかったわけです。
 一方、民主党も情けない。先日ある自民党議員が私に言いました。「我が党が緊張感をもつためにも民主党にはしっかりしてほしいのに敵失ばかりだ」と。このあいだも小沢代表が新テロ特措法案の再議決を棄権して大阪府知事選の応援に行きましたね。確かにそれで500票は得ても、ひきかえに何万票も失うということがご本人にはわからない。国民や時代の感覚とずれているんですね。昨年秋には、あのタイミングで大連立騒ぎも起こしました。

橋本 しかしそういう民主党に選挙で勝てない自民党の現実というものがあります。思うに小泉政権の最初のころの国政選挙は、地方では相変わらず特定郵便局や建設業界、JAといった、例の「ぶっ壊す」の対象だった人たちに支えられていました。つまり片方で新しいイメージを振りまきながら、片方ではまったく従来型の選挙をするという、まさに二重構造の選挙をやっていたわけです。
 それが郵政民営化でまず特定郵便局の支持がなくなり、さらに公共事業費も減って建設業界も自民党に冷たくなった。とはいっても、地方の建設業者は政権与党から絶対に離れられないという事情もあり、そこのギリギリのところでなんとか生き伸びていたのが自民党で、そのツケを払ったのが去年の参院選だったと思うんですね。

江田 結局、自民も民主も、どっちもどっちなんですよ。だから私はいまの政治の最大の問題は、衆参のねじれではなく、政党内、政党間のねじれだと言っています・・・

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