施政方針。問題は中身が伴っていないことだ | 江田 けんじオフィシャルブログ Powered by Ameba

施政方針。問題は中身が伴っていないことだ

 福田首相が施政方針演説で出した「生活者、消費者が主役」とい方針はわかる。古今東西採用されている「取り込み」戦術(トライアンギュレーション)の一環で、最大野党、民主党との争点をなくす作戦だからだ。しかし、問題は中味が伴っていないことだ。

 道路予算に今後10年間で59兆円、整備新幹線に史上最高の事業量確保では「田中角栄時代」に逆戻りではないか。プライマリーバランスも5年振りに赤字幅が拡大し、市場に「改革減速」というメッセージを出してしまった。サブプライムローンや原油高もからみ、この先、日本の経済はどうなっていくのか。

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