98年参院選惨敗・・・橋本退陣へ(3)
予定通り、首相公邸の応接間に入った正副官房長官と私3人は、言葉を交わすこともなく、テレビに映し出される開票速報を見るともなく見ていた。画面ではキャスターが「大変なことが起きようとしています」と興奮気味に語っていた。
9時半に公邸に入って、小一時間ほどして、橋本総理がようやく姿を現した。開口一番「お世話になりました。皆さん、ありがとう!」と言って、総理は我々3人と一人一人握手をされた。本当に重圧から解放されたとでも言おうか、サバサバした表情だった。
この時のことが「公邸で総理と官房長官等が今後の方針を相談」と対外的には報道されたが、官房長官等は総理を手持ちぶさたで待っていただけで、総理は、誰にも相談せずに退陣を自ら決めたのである。
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9時半に公邸に入って、小一時間ほどして、橋本総理がようやく姿を現した。開口一番「お世話になりました。皆さん、ありがとう!」と言って、総理は我々3人と一人一人握手をされた。本当に重圧から解放されたとでも言おうか、サバサバした表情だった。
この時のことが「公邸で総理と官房長官等が今後の方針を相談」と対外的には報道されたが、官房長官等は総理を手持ちぶさたで待っていただけで、総理は、誰にも相談せずに退陣を自ら決めたのである。
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