橋下大阪改革・・他の首長も見習うべきだ! | 江田 けんじオフィシャルブログ Powered by Ameba

橋下大阪改革・・他の首長も見習うべきだ!

今週の直言
『橋下大阪改革・・・他の首長も見習うべきだ!』

 大阪の橋下徹知事が、総額1100億円の財政再建案を発表した。四ヶ月という短期間で、しかも行政的に素人と言うしかない知事がここまでできる。「天晴れ」と評価したい。

 橋下氏と私は、彼がテレビに出始めた頃から、同じ番組で週一回は必ず会う間柄だった。控え室で番組の事前打ち合わせをしている時の彼は、本番中の「すべった発言」や「タカ派的発言」「失言」等のイメージとは違い、おとなしく謙虚な人柄だった。表向きの彼は、多分にテレビを意識した「キャラ」だったのだろう。

 だから、と言うわけでもないが、失礼ながら彼が大阪府知事に当選した時も、当選後「大風呂敷?」を広げた時も、「どうせできやしない」と白けた気分で見ていた。今、その不明を恥じている。

 彼の最大の決断は、当選時(1月28月)には、ほぼ出来上がっていた08年度予算案を「ちゃら」にして暫定予算を作成し、その間を利用して自分なりの予算を6月には出す、としたことだろう。既定の予算を前提として、「道路!道路!」と叫び、「暫定税率がなくなると予算に穴があく」と泣きを入れていたどこかの知事とは基本的に違う。橋下氏は、知事がその気になれば、役人が作った予算は変えられるということを身をもって示した。

 橋下氏と他の知事と違う点は他にもある。彼は「大阪が範をたれないと分権もまともに進まない」「国に分権を迫れない」と言った。そして「このままだと自治体経営ができない。国からの税源移譲が不可欠」とも言った。ガソリン税の特定財源維持を声高に訴え、相変わらず国土交通省へ陳情にいく「おねだり民主主義」の知事達と、ここでも根本的に違う。分権改革を求めている知事ならば、「特定財源は一般財源化して税源は地方に移譲し、我々が道路以外にも自由に使えるようにしてくれ」と言うのが筋なのだ。橋下氏はこのことを良く理解している。

 改革の中味に入ろう。大阪府の財政赤字は尋常ではない。9年連続の赤字決算で、このままいくと16年度には「実質公債比率」が25%を超え、国のいう「財政健全化団体」となる。つまり、大阪府は国家管理化され、箸の上げ下ろしまで国の監視下に置かれる。「自治」体でなくなるわけだ。

 これを前提に、橋下知事は・・・

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