血液と血管の大切な役割を知ろう | イツモ健康ブログ

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健康管理士コラム

②動脈と静脈、毛細血管の特徴を知ろう


動脈と静脈は、外膜、中膜、内膜の3つの層から成り立っており、血液と直接触れる内膜には、内皮細胞という細胞の層があります。


動脈は、心臓から強い力で押し出される血液を受け止めるため、外膜は薄くて硬くなっています。中膜は弾力を担うために厚く、内膜は薄い構造になっています。特に、心臓から直接伸びている大動脈が最も太く、その直径は約3cmあります。


動脈も3層構造ですが、動脈に比べて弾力性や伸縮性はあまりなく、薄くてしなやかになっています。それは、心臓よりも上にある静脈を流れる血液は重力に従って上から下に流れていき、心臓よりも下にある静脈を流れる血液は手足の筋肉の収縮によって押し流されて心臓に戻るため、動脈よりもかかる圧力が低いからです。また、動脈が丸い断面をしているのに対して、静脈は真ん中がつぶれたような形をしています。


動脈と静脈の境にあるのが毛細血管です。動脈と静脈が3層構造になっているのに対し、1層の内皮細胞のみで成り立っています。それは、血管内の血液と組織細胞との間で酸素や栄養素、二酸化炭素、老廃物などの受け渡しをするためです。その太さは直径8~20マイクロメートル(マイクロメートル:0.001mmに値する)と細いのですが、血液の重要な働きはすべてこの毛細血管内で行われています。


 

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