【注意】 どの滝に逢いに行くコースも
季節、天候、水量、気の緩み等で大事に至る事もあります。
行かれる方はお気を付けて自己責任でお願いします。
◎ 2020年6月20日 メンバー 単独
ヤマビル遭遇しなかった。
<今日の一枚>
・ 足谷滝
◆ 熊野市 足谷② のつづきです。
● 三重県熊野市育生町粉所 粉所川 足谷
足谷滝・他 に逢ってきました。
<ジャンル>
沢登り系。
深堀系。
バリエーションルート系。
滝発掘系。
<参考ルート>
<前書き>
再度載せます。
『紀伊続風土記(現代語訳)』より引用
牟婁郡>西山郷>粉所村 現:三重県熊野市育生町粉所
『足谷滝
村の巳午の方の表倉という所から北面して直流する。
高さ60尋、幅1間である。
土地の人は、この滝は冬になると両側から凍り始め、徐々に凍って、
水晶のようにその中間わずかに一筋垂れ、
後には落ち口まで残らず凍りつめて大きな氷柱となる。
奇観というべし。
春になって陽気を得て、その大氷柱が高岩から崩れて
一時に落ちる音は大砲を放つがごとく村中に響くという。
滝は北面にかかるので冬になるとみな氷柱となるゆえ、
この辺の人は南面の滝でなければ賞しないとか。』
1尋≒1.818m なので60尋≒109m !!!
100m越えの名のある滝が世に出ていないとは驚きでした。
北向きでもいいじゃん!!^^
<行程>
足谷出合滝を左から巻くと沢は分岐していて水量は右俣の方が多そうです。
右俣にもすぐ先に滝があります。
・ RF1 S字 7m
ここで考えました。
地理院地図の水線は左俣にしか付いていません。
ここは本流?の左俣に行く事に決めました。
登っていくにつれ水量が目に見えて少なくなってきた。
ここじゃないのかな~と気力が落ちてきたとき遠くに飛沫が見えました。
『やった~!!』と声に上げて登ると
・ 足谷左俣の滝
滝と2ショット。
口の周りが黒っぽいのは自粛期間中ヒゲを生やしておりました^^
この時は足谷滝と確信していました。
ただ高さは思ったほどではありません。
ドローンのぷちえだ2発進!
40mほどで上部は林の中で見えません。
きっとその60m先も滝になっているんだろうと都合の良い方に考えました。
それにしても上部の流心は草だらけで普段は水が無いことが一目瞭然です。
ドローン画像
¦ 総合評価 3 (5段階評価)
¦ 高さ 40m
¦ 片道時間 100分
¦ 危険度 4
¦ 自然度 4
思いは果たしたと思いながら滝をあとにします。
降りながら似たような地形だから
右俣にも何かないかなという気持ちが芽生えて
ショートカットして鞍部を通り右俣に入った途端、
上部は見えませんが杉林の向こうに大きそうな滝が見えました。
えええええええーーー!!??
もしやこれが!!!???
はやる気持ちを抑え小滝を右から巻いて滝前に
・ 足谷滝
申し訳程度の浅い滝壺。
まさしく見た目にも100m級
残念なことに滝前が狭いのと
時間的にも余裕がなくドローンは飛ばしませんでした。
¦ 総合評価 4 (5段階評価)
¦ 高さ 100m
¦ 片道時間 155分
¦ 危険度 4
¦ 自然度 4
寄り道して良かったパターンでした^^
NET初かな?
この日はスーパーオークワで購入し海岸で大瀑発見の祝杯♪
ゴミじゃないよー^^