【注意】 どの滝に逢いに行くコースも
季節、天候、水量、気の緩み等で大事に至る事もあります。
行かれる方はお気を付けて自己責任でお願いします。

◎ 2019年10月27日 メンバー 単独 
ヤマビル遭遇しなかった。


<今日の一枚>
・ F2



● 三重県熊野市育生町尾川 尾川川支流 大田井橋の谷支流
  F1・F2・女夫滝(女滝・夫滝) に逢ってきました。


<ジャンル>
沢登り系。
バリエーションルート系。
滝マークを潰そうシリーズ。
滝発掘系。


<ナビ設定位置(N)>
ガンガラ滝の看板のところ。


https://yahoo.jp/JJqMmD


<参考ルート>




<前書き>
ガンガラ滝の帰りにあらかじめ目をつけていた
支流奥の右俣の滝マークをつぶしに行ってみた。

 

 

タイトルのように巨瀑を発見!


しかしその時は名前が分からなく無名で記事を書くつもりでしたが
のちにtanukiさんから別の無名滝の記事で紀伊続風土記を教えていただき
その中を調べると記述から当てはまるものがあり名前を特定できました。


>紀伊続風土記より抜粋
○女夫滝
村の南20町半にある。高さ60間余り。源が2筋に分かれて
懸けくだるので女夫の名がある。水が少なくて賞するに足らない。


女夫(めおと)滝と呼ぶんでしょうね。


<装備>
ヘルメット


<行程>
今回はガンガラ滝の帰りでしたが

Nから行くには明瞭な遊歩道から支流に入ったほうが迷わないです。

 


滝マークのある支流の左から入り間もなく悪くない流れの滝が現れます。


・ F1 8m [測] ※1

 

 

 

 

左から巻いて何の収穫もないまま

苔はきれい・・

 

進み続けもうそろそろ滝マークと思ったころ

板状節理のおかげで楽しい流れの


・ F2



 

 

流れの中を上ることも可能で試しで登ったおじさん(自分)が右上にいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これを見るだけでも十分価値があります。



¦ 総合評価     3 (5段階評価)
¦ 高さ        17m [測] ※1
¦ 片道時間     50分
¦ 危険度       3
¦ 自然度       4



一瞬これが滝マークと思いましたが

その先のずいぶんと高いところから流れているのが見えました。


登りきると


・ 女夫滝 



最初は落ち口が見えず雲か霞か見えませんでしたが徐々に姿を現しました。


 

 

 

ここはもちろんドローンのぷちえだ2発進!


夫滝 上部。 ドローン空撮。



お~~~! 夫滝の高さは107m!!

100m越えはやはり圧が違います!



女滝 上部。 ドローン空撮。


おしい!94m!!

 


夫滝と2ショット。  ドローン空撮。 矢印は自分です。



女滝と2ショット。 ドローン空撮。 矢印は自分です。


夫滝と女滝と3ショット。  ドローン空撮。  矢印は自分です。

 

ぷちえだ2は雲の上に飛んでいるので雲が写ってますね。


こんだけでかい滝だと自分がゴミ以下ですな~^^

 


遠くに見えている奇妙な尖った岩が地図にある「蟾島岩」だと思われます。

 

 ドローン空撮。

「蟾」はヒキガエルだそうです。難読漢字^^



雲海  ドローン空撮。



ぷちえだ2!

見れんもんを見せてくれておおきに!!^^



確かに水量が少ないので寂しいが紀伊続風土記の「賞するに足らない」は

当てはまらなく十分見ごたえはありました。


しかしその紀伊続風土記の『高さ60間余り』とあり

1間が1.82mなので
1.82m×60間=109.2mとほぼ誤差範囲というのも驚きました。
これは当てはまった^^



勝手に右を「夫滝」、左を「女滝」としました。

何の根拠もなく恐らくそうだと思っただけです。(*’▽’)


老い先短いので基本は新たな滝を追い求めるスタンスですが
この滝ばかりは水量の多いときにまた訪れたいと思った2本です!


¦ 総合評価     3 (5段階評価)
¦ 高さ  
     夫滝  107 m [測] ※2
     女滝   94 m [測] ※2

¦ 片道時間     75分
¦ 危険度       3
¦ 自然度       4



こんなところに100超えの滝があったとは
驚きの滝マークを潰そうシリーズでした♪

 

 

帰りは左岸に緑ルートのように踏み跡がありすんなりと車まで戻れました。




※ 滝の高さを測定できたものに[測]と記入しています。
 ※1  BOSCH レーザー距離計 / GLM 100C
 ※2  ドローン ANAFI

 



ほな、またお逢いしましょう♪



― おしまい ―