【注意】 どの滝に逢いに行くコースも
季節、天候、水量、気の緩み等で大事に至る事もあります。
行かれる方はお気を付けて自己責任でお願いします。
◎ 2019年8月4日 メンバー 単独
ヤマビル遭遇しなかった。
<今日の一枚>
・ 皿川 一の滝
● 福井県勝山市荒土町新道 皿川
一の滝(仮) に逢ってきました。
名前は便宜上、一の滝としました。
<ジャンル>
変態滝マニア系。 新滝開拓系。 登山系。
<ナビ設定位置(N)>
https://yahoo.jp/V3Tqlg
<参考ルート>
<前書き>
この皿川には滝マークが3つもある。
検索しても出てこないようなので行ってみよう!!♪
<装備>
ヘルメット、ハーネス、ビレイ機、ロープ(最低でも20m)
<行程>
林道が右にカーブする手前に左に降りる道があり支流の手前のNに駐車した。
堰堤を作った時のものだろうか地図通り左岸に道がある。
しかししばらく行くと道は消え去ったので小尾根を登っていくとテープがあった。
そこからトラバースを開始した。
小道はあるものの細いし崩れているわで結構怖い。
その下は急斜面ですが落ちても低木が生い茂っているので
どこかで止まってくれるのではないかという淡い期待をしながらも慎重に歩を進める。
やおら見えない川から激しい音が聞こえてきた。
GPSを確認するとまさに1つ目の滝マーク!
低木につかまりながら急斜面を降りていくと2段の滝が確認できる。
そこはちょうど上段と下段の間なので
簡単そうな上段に木の根に捕まりながら降り立つことができた。
・ 一の滝 上段。
陽の差した滝壺の揺らめきも心躍る瞬間です^^
・ 一の滝 上段。
・ 一の滝 上段。
・ 一の滝 上段。
・ 一の滝 上段。
シャッタースピードが速くても広がりが絵になる流れでした。
¦ 高さ 5m [測] ※
¦ 片道時間 20分
¦ 危険度 4
¦ 自然度 4
そこから下流を見ると下段が見えます。
おお!!ヒョングってます!!
(初めから分かっていましたが^^)
ヒョングリ→流れがジャンプしている滝(滝用語?^^)
これはどうしても滝前に降りたい!
下流側から降りられる保証はないのでいろいろ考えて
左岸のスラブをリュック置いて一眼カメラ背負ってロープで降りることを決断!
下降は問題ありませんでしたが滝壺がすり鉢形状で底に足がつかない!
登っては滑り登っては滑りを何度か繰り返す。
まさにこんなイメージ^^
ロープに掴りながら小さな足場を探し何とか事なきを得た。
ε=(´o`*)
そして
・ 一の滝 下段。
・ 一の滝 下段。
正面からも
・ 一の滝 下段。
・ 一の滝 下段。
やはりヒョングリがわかる右から
・ 一の滝 下段。
・ 一の滝 下段。
・ 一の滝 下段。
ヒョングリからの着水地点の形状がきれいな馬蹄形♪
・ 一の滝 下段。
・ 一の滝 下段。
・ 一の滝 下段。
何故、自分(滝屋)はヒョングリが好きなんだろう。
めったにない自然の妙、希少価値としてだろう。
ただ、徐々に削れていつかヒョングらなくなる運命でしょう。
ヒョングっているところを見られるのも奇跡なんでしょうね。
だから奇瀑や穴滝も好きなんだ。
¦ 高さ 6m [測] ※
¦ 片道時間 40分
¦ 総合評価 3 (5段階評価)
¦ 危険度 4
¦ 自然度 4
さて、ここからこのロープをどう登るかです。
シングルなので掴みにくい。
ロープが斜めにかかっているので振られる可能性大。
スラブで足がかりがない。
・・・
何とかなるやろ。
カメラを背負いロープにプルージックをかけハーネスに連結。
ロープに掴り手繰り寄せできるだけプルージックを高い位置にして登ろうとした瞬間!
足が滑ってグル~ンと一回転廻って滝壺に背中まで浸かる!
あ゛あ゛!カメラが!!
冷静に?焦ってロープを登る。
カメラはこの場ではどうしようもないのでなんせ登らねば!
プルージックを押し上げながら登っていくとあと少しのところで
オーバーハングしていて手も足も出ない。
ロープに垂れ下がりミノムシ状態の中で試行錯誤するが妙案は浮かばない。
仕方なく滝壺に戻るのでした(;´Д`)
なんのこっちゃ!(ナナフシくん)
下流を探すと左岸に登りやすそうなところ発見!
ちょっと苦労してリュックのところまで戻れました。
登れなかったら今も滝壺のところで泣いているんだろうか
。゚(゚´Д`゚)゜。ウェ~ン
なので簡単に行けることが分かった滝でした。
この日は時間切れであと2つの滝マークに又来ることを誓うのであった。
カメラですが濡れはしましたが元気でした^^
※ 滝の高さを測定できたものに[測]と記入しています。
測定器 BOSCH レーザー距離計 / GLM 100C
ほな、またお逢いしましょう♪
― おしまい ―