【注意】
どの滝に逢いに行くコースも
季節、天候、水量、気の緩み等で大事に至る事もあります。
行かれる方はお気を付けて自己責任でお願いします。
◎ 2017年1月22日(日)曇/雪 メンバー 単独
ヤマビル遭遇しなかった。
生息しているとのこと。活動期はご注意ください。
● 静岡県浜松市天竜区水窪町地頭方 戸中川
麻布沢の大滝、明滝、V字滝 に逢ってきました。
参考に到達することができました。
お二方ともありがとうございました。
<ナビ設定位置>
麻布沢入口

http://yahoo.jp/CpCOXD
<前書>
本来は麻布沢入口まで車で行けるようでしたが

こんな時のためにいつでも出動できるよう
意気揚々と出発するとパワーショベルのすぐ後ろに
土砂の崩落がありました。
しかし何とか土砂の上を通れそうなので
電チャリを乗り上げたが反対の面は今も砂が流れている状態。

あえなく電チャリを車に戻して何とか越えられないか斜面と

湖側にアタックしたが無理だった。
最後に山側にアタックすると難なく越えられた。

最初からそうすれば良かったと反省(-_-;)
せっかくほの暗い時間にスタートしたというのに
この時間と歩きで2時間ほどロスしてしまった。
<装備>
ヘルメット、ハーネス、ビレイ機、ロープ(結果的に30m)
状況が分からなかったので簡易ロープ込みで75m持って行った。
<行程>
とぼとぼと上記ナビ設定位置まで歩く。
途中、遊びであろう車が何台か通り過ぎる。
あれ?
後で調べると林道大寄線というので崩落地を迂回できたようだ。
ショーーック!
気を取り直して・・・
麻布沢の難場道橋を

渡り右岸から入渓する。
そのまま突き進むと2段の8m滝がある。

この時期濡れるのも嫌なので急な左岸を
高巻きラインは沢から遠ざかって行く。
ところどころ積雪があるので斜面は気が抜けない。

行きすぎるとまずいので
尾根を外れ沢の様子を見てみると大きな滝がある。
近づいてみると大滝だった。

あれま~最初の目的地のはずのV字滝は通り過ぎていた。
大滝を見る為、左岸から懸垂下降。

・ 大滝

こんな氷瀑が見られると思っていなかったので感激!
・ 大滝 左から

・ 大滝 左のシャンデリアと

・ 滝壺ん中

思いもよらぬ歓迎でした。
¦ 総合評価 4(5段階評価)
¦ 高さ 40m
¦ 片道時間 150分
¦ 危険度 5
¦ 自然度 5
下流には通り過ぎたV字滝の落ち口が

ロープの登りはたっている箇所もあったのでシャントを使った。
効率的ではないので上流を目指します。
一度、尾根を登りますがまたも行きすぎてはいけないので
・ 明滝

・ 明滝 滝壺と

・ 明滝 接近!


岩に隠れるように待ち構えてくれていました。
¦ 総合評価 3(5段階評価)
¦ 高さ 20m
¦ 片道時間 280分
¦ 危険度 5
¦ 自然度 5
天気予報を見て降らないはずの静岡を

明滝を高巻き昼飯タイムの間、
徐々に雪は多くなって風まで強くなってきました。
飯が終わっても止むことがありません。
これ以上降ると危険と判断して泣く泣く帰ることにしました。
迷いながら尾根道を何とか探し当てて順調に降りて行くと
雪は止んで陽も差してきやがった。
かといって今から戻って上流の滝へ行く気力は残っていない。
・・・そうだ! !(・。・)b
通り過ぎたV字滝へ行こう!
と言うことで尾根道を外れV字滝を探す。
大滝の位置は分かっているので場所は直ぐに分かった。
滝の横から俯瞰すると下流からのアタックが簡単に見えたので
難儀しながら下流に回り込むと氷もあり際どい状態だ。

再度、滝横に戻って降りやすいところを探すとバンド状の

・ V字滝

名前は落ち口がV字に切れ込んでいるからだろうか。
・ V字滝

・ V字滝 正面

なよっとしたラインがお気に入り
¦ 総合評価 3(5段階評価)
¦ 高さ 20m
¦ 片道時間 430分
¦ 危険度 5
¦ 自然度 5
何とも曲者の谷でしたがなんとか3滝を制覇できました。
<参考ルート>

寄り道もしましたが車に戻って時間を読むと

― おしまい ―