【注意】
どの滝に逢いに行くコースも
季節、天候、水量、気の緩み等で大事に至る事もあります。
行かれる方はお気を付けて
自己責任でお願いします。

2017122()/雪 メンバー 単独 
ヤマビル遭遇しなかった。
生息しているとのこと。活動期はご注意ください。

● 静岡県浜松市天竜区水窪町地頭方 戸中川
  麻布沢の大滝、明滝、V字滝 に逢ってきました。


<前書>
この滝の情報はあっきーイチロの記事を

参考に到達することができました。

お二方ともありがとうございました。


<ナビ設定位置>
麻布沢入口

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http://yahoo.jp/CpCOXD


<前書>
本来は麻布沢入口まで車で行けるようでしたが

地図の×印のところでパワーショベルでとおせんぼしていました。
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仕方がないので崩落場所の手前に駐車しました。


こんな時のためにいつでも出動できるよう
電チャリを搭載しています。


意気揚々と出発するとパワーショベルのすぐ後ろに

土砂の崩落がありました。


しかし何とか土砂の上を通れそうなので

電チャリを乗り上げたが反対の面は今も砂が流れている状態。



活躍できなかった電チャリ。
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あえなく電チャリを車に戻して
何とか越えられないか斜面と

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湖側にアタックしたが無理だった。


最後に山側にアタックすると難なく越えられた。



高巻きの途中・・パワーショベルが見えます。
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最初からそうすれば良かったと反省(-_-;)


せっかくほの暗い時間にスタートしたというのに

この時間と歩きで2時間ほどロスしてしまった。


<装備>
ヘルメット、ハーネス、ビレイ機、ロープ(結果的に30m)

状況が分からなかったので簡易ロープ込みで75m持って行った。


<行程>
とぼとぼと上記ナビ設定位置まで歩く。


途中、遊びであろう車が何台か通り過ぎる。


あれ?


後で調べると林道大寄線というので崩落地を迂回できたようだ。


ショーーック!



気を取り直して・・・


麻布沢の難場道橋を

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渡り右岸から入渓する。


そのまま突き進むと2段の8m滝がある。

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この時期濡れるのも嫌なので急な左岸を

這いつくばって登り高巻く。



高巻きラインは沢から遠ざかって行く。



ところどころ積雪があるので斜面は気が抜けない。

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行きすぎるとまずいので

尾根を外れ沢の様子を見てみると大きな滝がある。


近づいてみると大滝だった。

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あれま~最初の目的地のはずのV字滝は通り過ぎていた。


大滝を見る為、左岸から懸垂下降。

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・ 大滝

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こんな氷瀑が見られると思っていなかったので感激!


・ 大滝 左から

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・ 大滝 左のシャンデリアと

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・ 滝壺ん中

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思いもよらぬ歓迎でした。


¦ 総合評価      4(5段階評価)
¦ 高さ       40m
¦ 片道時間    150分
¦ 危険度       5
¦ 自然度       5


下流には通り過ぎたV字滝の落ち口が

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ロープの登りはたっている箇所もあったのでシャントを使った。



次はここから戻ってV字滝を見に行くのは

効率的ではないので上流を目指します。


一度、尾根を登りますがまたも行きすぎてはいけないので

沢が何とか見える程度の雪のある危険な斜面を
トラバースしながら上流へ行くとありました。



・ 明滝

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・ 明滝 滝壺と

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・ 明滝 接近!

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岩に隠れるように待ち構えてくれていました。


¦ 総合評価      3(5段階評価)
¦ 高さ       20m
¦ 片道時間    280分
¦ 危険度       5
¦ 自然度       5


天気予報を見て降らないはずの静岡を

今回チョイスしましたが雪が降ってきやがりました。
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明滝を高巻き昼飯タイムの間、

徐々に雪は多くなって風まで強くなってきました。


飯が終わっても止むことがありません。


これ以上降ると危険と判断して泣く泣く帰ることにしました。


迷いながら尾根道を何とか探し当てて順調に降りて行くと

雪は止んで陽も差してきやがった。


かといって今から戻って上流の滝へ行く気力は残っていない。


・・・そうだ! 
!(・。・)b


通り過ぎたV字滝へ行こう!


と言うことで尾根道を外れV字滝を探す。


大滝の位置は分かっているので場所は直ぐに分かった。


滝の横から俯瞰すると下流からのアタックが簡単に見えたので

難儀しながら下流に回り込むと氷もあり際どい状態だ。



・ 下が前衛滝 中間がV字滝 上にうっすら大滝が見えます。
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再度、滝横に戻って降りやすいところを探すと
バンド状の

斜面になっているところがあり、た易く懸垂下降が出来た。
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・ V字滝

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名前は落ち口がV字に切れ込んでいるからだろうか。

・ V字滝

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・ V字滝 正面

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なよっとしたラインがお気に入り



¦ 総合評価      3(5段階評価)
¦ 高さ       20m
¦ 片道時間    430分
¦ 危険度       5
¦ 自然度       5


何とも曲者の谷でしたがなんとか3滝を制覇できました。



<参考ルート>

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寄り道もしましたが車に戻って時間を読むと

9時間かかっていました。


結果的に翌週もこの谷に来てしまいました。




ほな、またお逢いしましょう♪



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― おしまい ―