【注意】
どの滝に逢いに行くコースも
季節、天候、水量、気の緩み等で大事に至る事もあります。
行かれる方はお気を付けて自己責任でお願いします。
◎ 2016年10月30日(日)曇 メンバー えだ1(嫁)と2人
ヤマビル遭遇しなかった。
● 岐阜県高山市高根町野麦 岳谷
嶽谷滝 に逢ってきました。
<ナビ設定位置>
県道39号線 野麦峠から西へ約8Kmあたり

http://yahoo.jp/dFC0pu
空き地に駐車。
<参考ルート>

<装備>
ヘルメット
<行程>
林道は南京錠が掛かっていますので
自転車で約4.5Kmを走ります。
今回デビューの
電動アシスト、ノーパンク折り畳み自転車です。

電動アシストは
瀑やんに触発されました。(+o+)
具合を確認しながら勾配のきついところは押しました。
もっと根性あるもんかと思いました。
林道の分岐を間違えないように。
何も考えずに走るとメインの林道は
遠く東に延びています。
分岐した林道はすぐに途切れ
地図上にある道は崩壊しています。
自転車をデポします。
ここまで90分。
そこから御嶽山も見えています。

嶽谷滝が遠望で見えています。

ズ~ム。

更にズ~~~ム。

踏み跡を頼りに進み支流の沢の右岸を降りていきます。
沢に降りると何度か渡渉しながら
二日酔いにはきつい登りが待っています。
秋なのに春の味覚げっと!!

この日は両岸の歩きやすいところを歩くことで
足元がほとんど濡れることなく滝まで辿り着けました。
・ 嶽谷滝

・ 嶽谷滝 接近

・ 嶽谷滝 下段と虹

虹に誘われながら右岸に渡り近寄ると右岸の滝横を
登ることができるルートが頭の中でイメージできました!
リュックをおろし一眼カメラと三脚をたすき掛けし
順調にロッククライミング(左中央あたり)

下段と同じ高さまで登ったところであと最後の
一掴みしようと頭の大きさほどの岩の強度を
確認すると末期の歯槽膿漏の歯のようにグラグラ!!
他に掴むものも無く下を見ると
10m以上はあり岩がゴロゴロしている。
かといって降りることも危険すぎる状態。
寒気が走り滝見を始めてから初めて足が震えた・・・
頭がまっしろに・・・
でも何かを教えてくれる
女将さんもいない。(今だから言える笑い)
はたといつも携帯している簡易ロープがある事に気が付く。
しかしロープをかけられるような木も岩も無く・・・
足元を見ると岩の割れ目に生えた
高さ40cmほどの低木がある。
一つの根に5本ほど枝分かれして
1本の枝は直径10mmほどだろうか。
それを下方向に押してみる。
外れる気配はないが体重をかけられるか
分からないがこれが最善ではなかろうか。
遠くでえだ1は心配そうに見ている。
一か八かロープをかけて木の下に回り込み
体重をかけてみる・・・
持ちこたえているのでできるだけ衝撃をかけずに
ゆっくりと・・・ゆっくりと・・・降りて何とか地に足が着いた。
よかった・・・
地べたに座り込んで上を見てみた。
何で登れると思ったんだろうと大反省。
スキルも無いのに・・・
なにがイメージ出来ただ・・・
しばらく考えてからセオリー通り
右から巻いて上段の見える尾根に取りつく。
急斜面だが何の危険も感じなかった。
・ 嶽谷滝 上段

そこから滝へのトラバースは
手がかりが無いので少し危険だった。
・ 嶽谷滝 上段

上段と言っても下段までは20m以上あるだろうか。
・ 嶽谷滝 上段 正面

・ 嶽谷滝 上段

・ 嶽谷滝 上段

落ち口アップ

いつもなら雄叫びをあげそうな
このすごい滝を目の前にしても何の感動もなく
事務的に写真を撮っている自分が居た。
¦ 総合評価 4(5段階評価)
¦ 高さ 50+20m
¦ 片道時間 205分
¦ 危険度 4
¦ 自然度 5
クライミングの危険度は5です。(+o+)


ほな、またお逢いしましょう♪
― おしまい ―