【注意】
どの滝に逢いに行くコースも
季節、天候、水量、気の緩み等で大事に至る事もあります。
行かれる方はお気を付けて自己責任でお願いします。

201627()晴 メンバー、えだ1()と2人 
ヤマビル遭遇しなかった。


● 愛知県東栄町と豊根村の6滝+αに逢ってきました。


瀑好
 の記事を参考に遡行してきました。

ありがとうございました。

<ナビ設定位置>

※この時、県道429は通行止めでしたので
豊根村方向から行きました。


新豊根ダムのじゃまにならないところに駐車します。

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<参考ルート>
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※行きのルートのログを載せるとややこしいので
帰りのルートのみ載せました。

記事とは違うルートになりますのでご了承ください。


<装備>
ヘルメット

<行程>
豊根村の役場あたりに通行止めの看板がありました。

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北が下なので分かり難い・・・


どこまで行けるのか走ると新豊根ダムの

大入トンネル手前に車止めのゲートがありましたので
ここから徒歩です。

まずはくら~いトンネル歩きから始まります。
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気温は-1℃でしたので寒かったです。

林道歩きはゆったりとした勾配で登りも楽でした。


庚申沢は橋に書いてありました。

帰りに行きましたが最初に紹介します。



① 豊根村古真立 大入川支流 庚申沢
  庚申沢の滝

橋から右岸を行きますが道が崩れているところが

ありましたのでそこは慎重に行きました。



・ 庚申沢の滝 右から
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・ 庚申沢の滝 正面から
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両岸がせり出し何となくセクシーな三日月型の滝です。



¦ 総合評価      3(5段階評価)
¦ 高さ       10m
¦ 片道時間     30分
¦ 危険度       4
¦ 自然度       3




② 東栄町東薗目 大入川 布滝沢
  布滝沢F1


ここから先の滝は同じ住所です。

林道に戻り先に進むと明らかに水量の多い沢が

対岸に見えます。

布滝沢です。



ちょうどそのあたりのガードレールに

日の丸型の赤丸があります。
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そこの残置ロープで斜面に降り河原まで下ります。

本流はダムの放水等の増水の時は近づけません。



本流を越えると小滝の先に2本の流れの美滝があります。

この布滝沢の滝は最後の布滝だけが名前があり、

あとは無名のようですので

瀑好さんの名前に準じ紹介していきます。


・ 布滝沢F1

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・ 布滝沢F1 接近
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なんとも凛とした立ち姿!

¦ 総合評価      3(5段階評価)
¦ 高さ       12m
¦ 片道時間     80分
¦ 危険度       3
¦ 自然度       3


滝前から左岸にロープが見えましたので

それを使って登りF1を高巻きます。

下方向にF2を俯瞰します。



・ 布滝沢F2 3m
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その先を降りてF2の上流に降り立ち、淵のある小滝を越え

先に進むと両岸がそびえたったCS滝のF3があります。

・ 布滝沢F3 9m

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これは越えることができないのでまたも左岸を高巻きます。


なぜか踏み跡も感じられず一つのテープも無い

きつい斜面を進みます。


眼下に大きそうな滝が見えましたので

斜面を降りていきます。


③ 布滝沢F4 

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③ 布滝沢F4 

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何とも形がよく大きな良い滝です。

¦ 総合評価      3(5段階評価)
¦ 高さ       18m
¦ 片道時間    170分
¦ 危険度       4
¦ 自然度       4


そして斜面に戻り先に進み谷を渡りルートをとるときに

この1ポイントしか無いと思うところを通りますが
ここさえも誰かが通った印も痕跡も何もないのです。



相当来る人が少ない滝なのかと疑問に思いながら

先へ進みますが急な斜面のトラバースの連続で、
緊張感に耐えられずえだ1がギブアップ寸前です。

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先ほどまでは川の状態を見られるところを行きましたが

ここからは安全なところを選んでできるだけ
斜面を通らずに高度を下げないように
高巻くようにしました。


沢側の高度が上がり沢に近づいたので

沢に降りたところはF6のすぐ上流でした。


④ 布滝沢F6 

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斜瀑ですが広がりすぼまり、また広がる面白い流れです。

¦ 総合評価      3(5段階評価)
¦ 高さ       13m
¦ 片道時間    285分
¦ 危険度       4
¦ 自然度       4


布滝沢F5は見ないままでした。


えだ1の休憩も含めここで昼食にします。


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何とも大変なコースだなーと休憩中に

瀑好さんの記事を読みなおすと
F1の高巻きは左岸では無く

確かに右岸と書いてくれてある!


おーまいがー!! (*゚Д゚*)


単細胞な自分は左岸のロープを見て

疑うことなく左岸を進んでしまいました。



ここからは高巻かないので今さら痔ろうです。(>_<)イタッ!



左岸を進んだことでF4に逢えたという事だけが
メリットでした。


沢を登るとすぐに

・ 布滝沢F7 4m

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またすぐに

・ 布滝沢F8 4m

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なんかこの辺は瀑好さんと違うけど気にしなしい。



またまたすぐにある大きな滝!



⑤ 布滝沢F9

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¦ 総合評価      3(5段階評価)
¦ 高さ       30m
¦ 片道時間    355分
¦ 危険度       4
¦ 自然度       3



滝壺は流木でえらい荒れています。



ラスボスの布滝もここからチラッと見えています。


右岸を登ります。


⑥ 布滝

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・ 布滝 近づきます。
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・ 布滝 上部まで登ってみます。
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・ 布滝 1段目
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直瀑から広がりを魅せる斜段瀑です。

¦ 総合評価      4(5段階評価)
¦ 高さ       60m
¦ 片道時間    370分
¦ 危険度       4
¦ 自然度       4



雑木を伐採し布滝とF9を同時に眺めることができたら壮観でしょうね。


F1、F4、F6、F9は無名というのがウソのようでした。

帰りは右岸から帰りましたが確かに50分ほどで林道に戻れました。



毎度、毎度の早合点でした。(>_<)


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ほな、またお逢いしましょう♪


― おしまい ―