【注意】
どの滝に逢いに行くコースも
季節、天候、水量、気の緩み等で大事に至る事もあります。
行かれる方はお気を付けて自己責任でお願いします。
◎ 2016年1月24日(日)晴 メンバー、えだ1(嫁)と2人
ヤマビル遭遇しなかった。
● 京都府南山城村童仙房の乳母の滝と
笠置町有一の稚児の滝に逢ってきました。
この2滝には悲しい話があります・・・
『童仙房には、稚児の滝と乳母の滝があります。
後醍醐天皇が、笠置山で幕府軍に敗れたとき、
笠置山を下りて、北東に接する
童仙房へ逃げ込んだそうです。
そのあと、北西方面の和束へ抜けて、
犬打峠を越えて井手町で捕まりました。
童仙房へは、幼い皇女さまを乳母が抱えながら
ついて逃げたんですが、逃げ切れなくなって、
皇女さまを滝へ投げ、
乳母が、自分も同じ滝ではおそれ多いと、
別の滝へ身を投げたそうな。
悲しいことですな。』
童仙房 - 相楽ねっと より
<ナビ設定位置>
總神寺付近
http://yahoo.jp/ye_uTE
そこから笠置町(南方向)へ向かい700mあたりの橋の
じゃまにならないところ(下記ルート図P1)に駐車します。
・ 参考ルート図


<装備>
ロープ
<行程>
橋(P1)
から西側に堰堤があり支流が流れています。
乳母の滝はその上流です。
右岸から入渓しました。
途中で4m滝

があり越えていくと斜面がきつく危険なところがありました。
高巻きも危険でしたので自分だけ高巻いて

・ 乳母の滝 下流から

・ 乳母の滝 左岸側から

・ 乳母の滝 直下から

・ 乳母の滝 浅い滝壺 カエル目線
中央部から下が崩落したような岩と
上部の曲面は妖しい魅力があります。
¦ 総合評価 3 (5段階評価)
¦ 高さ 12m
¦ 片道時間 70分
¦ 危険度 4
¦ 自然度 3
GPSを見るとこの上流に道があるので

次の稚児の滝は下流から遡上しようと思っていましたが

・ 稚児の滝 落ち口から俯瞰

危険ながら降りて行けました。
こんなところにこんな大きな滝が!
てな感じがしました。
・ 稚児の滝 中段あたりから

・ 稚児の滝 上部

・ 稚児の滝 落ち口のアップ

・ 稚児の滝 下から


不規則な段瀑に付く苔が独特の滴りを創っています。
¦ 総合評価 3 (5段階評価)
¦ 高さ 25m
¦ 片道時間 10分
¦ 危険度 3
¦ 自然度 3
上流は畑のようでしたので
水質は良くないでしょうね。
總神寺付近で地元の年配のご夫婦が
乳母の滝は全くご存じないようでした。
ほな、またお逢いしましょう♪
― おしまい ―