【注意】
どの滝に逢いに行くコースも
季節、天候、水量、気の緩み等で大事に至る事もあります。
行かれる方はお気を付けて自己責任でお願いします。
◎ 2015年6月14日(日) メンバー、嫁(えだ1)と2人
ヤマビル遭遇しなかった。
●奈良県五條市大塔町篠原 舟の川 ヒウラ谷
雄滝 と 雌滝 に逢ってきました。
<ナビ設定位置>
林道脇の空き地に駐車します。
http://yahoo.jp/D1LGj6
<前書き>
この雄滝と雌滝には前から行きたいなぁと思っていましたが
先日、近くにある迷滝に来たので急にもよおしました。
<装備>
ヘルメット、ハーネス、ビレイ機、シャント、スリング、
ロープ(最低でも20m+15m+10m)
<行程>


林道終点手前で前方に遠望ですが迷滝が見え


ヒウラ谷の雄滝が下方に僅かに見えますが写真では
分かりにくいです。
できるだけ雄滝に近いところから
懸垂下降とトラバースを繰り返し下降ルートを探します。

浮石が多いので落石に注意しながら
何度も行き詰まり少しづつ下流にずらし新たなルートを探します。
木陰から雄滝の滝頭が見えるところがありましたがその先は絶壁でした。

更に下流側に下りロープで降りましたが
またしてもその下はハングした絶壁でした。
良く見ると絶壁の更に下流方向に段差が少ないところがあり
行ってみると木に掴まりながら何とか降りられました。
降りたところは棚状になっており今度は上流方向に進みます。

すると涸れ谷に当たり下に降りられそうですが
3mほどの段になっていました。
その段階でロープを使い果たしていたので
簡易ロープ(15m)を斜面の木にとりつけ降りました。
そこから危険ですが岩をつかみながらトラバースして
雄滝の下部が見えています。
しかしその先も5mほどの絶壁でした。
絶壁にΦ10ほどですがしっかりした木が生えていたので
帰りに登れないかもしれません。
ロープを全て使い果たし万事休すかと思いきや
その木にかけて降りました。
降りた場所は三岩谷がすぐ下に見える場所でした。
それからは難なく雌滝を横から見下ろせるところまで行きましたが
崩れてもおかしくない絶壁と木が少ないので恐々写しました。
・雌滝 真っ直ぐの樋状の斜瀑です。

¦ 総合評価 3 (5段階評価)
¦ 高さ 15m
¦ 片道時間 90分
¦ 危険度 4
¦ 自然度 4
http://yahoo.jp/JsK_o4
雌滝の落ち口から雄滝は20mほど上流です。
滑ったら雌滝に巻き込まれそうな不安を胸に雄滝へ向かいます。
・雄滝 一度隠れて向きを変えて迫ってきます。

¦ 総合評価 4 (5段階評価)
¦ 高さ 60m
¦ 片道時間 95分
¦ 危険度 4
¦ 自然度 4
地理院の滝マークは位置が違いますのでお間違いなく。
近づいて

落ち口のアップです。

何とも迷路のようなルートで何とか滝前に立つことができました。
次行けと言われても覚えていないだろうなー。

林道に近い斜面でロープを使い
シャントの使い方の練習をしましたがΦ8ロープを
シングルで練習しました。
・・・があとで説明書を見るとΦ8はダブルで使用とのことでした。
命を預ける道具なので理解して使わなければいけませんね。
あえてシャントせな!
・・・みたいな親父ギャグは言いません!(`・ω・´)
あ!言っちゃった(○´艸`)

ほな、またお逢いしましょう♪
― おしまい ―