【注意】
どの滝に逢いに行くコースも
季節、天候、水量、気の緩み等で大事に至る事もあります。
行かれる方はお気を付けて自己責任でお願いします。
◎ 2015年4月18日(土)晴れ
メンバー Oさん・嫁(えだ1)の3人
ヤマビル遭遇しなかった。
生息しているとのこと。活動期はご注意ください。
●奈良県上北山村白川 白川又川 岩屋谷
岩屋谷雄滝、岩屋谷雌滝 に逢ってきました。
<前書き>
昨年末にOさんからのメールが届いた。
三重県松坂市の小木森滝と
兵庫県新温泉町の赤滝を一緒に行ったあのOさんだ。
年末の挨拶にかこつけた(?o?)岩屋谷滝へのお誘いでした。
岩屋滝谷は雄滝と雌滝があり2008年にお寺の境内から遠望し

(2008.1.28撮影 中央付近の白い小さな部分)
全行程に約12時間かかるといわれるあの滝下へ
いつかは行きたいな~と思いを馳せたことを思い出した。
お誘いをありがたく快諾し諸般の条件を考慮し
決行日を4/19(日)に設定した。
それから4ヶ月経ち1週間前の天気予報では4/19(日)は曇りだった。
小学生の遠足のように毎日、予報を見ていた。
金曜日の昼ごろ予報は一変、日曜は雨になった。
急遽、Oさんに事態を説明しダメもとで晴れ予報の前日の
土曜にならないかとメールしたところ、了解してくれた。
となるとなにせ時間がないので
いかに睡眠時間を確保するかだ。
その日の仕事はきっちり定時で帰宅し風呂と食事を済ませ
嫁は後部座席で寝てもらい一路「道の駅 吉野路上北山」に着いた。
時刻は0時、起床は3時半、待合わせは4時。
途中のコンビニで買ったビール2本とつまみで1人宴会。
嫁はもちろん夢の中・・・
いつもは4本は飲むのに2本にしたのは大人だなと
自分は自制心のきく奴だと自分を褒めてあげた。
そして0時30分就寝。
・・・・・・・・・・
ピロリン・・ピロリン・・
携帯の電子音で起きて暗い中、トイレに行くと
お久しぶりのOさんが歯を磨いていた。
挨拶を交わし話を聞くと彼は兵庫から来ているので
更に短い睡眠時間だそうだ。
ちなみにそれぞれの睡眠時間。
Oさん 1時間30分
えだ2 3時間
えだ1 6時間
・・・えだ1の勝ち!!
大丈夫か、確認しくれぐれも無理をしないことを誓い現地に向かう。
<ナビ設定位置>
水尻のバス停留所に駐車

http://yahoo.jp/RLM_li
<行程>
5:10 白みかけてから出発

駐車位置から右奥の階段を上りすぐ左にあるお墓に行かず
まっすぐ登りトンネルの上を歩いていく形になります。
高低差350mを一気に登ります。
それがしんどいしんどい・・・

20代の若いOさんの足についていけず何度も休憩をさせてもらいました。
時間のロスでOさんごめんちゃいm(_ _)m
休憩時に一番寝ている嫁が眠い~を連発してやがりました。
気~使え!つ~の。
そこからもアップダウンを繰り返しながら
3度ほど1100mくらいのピークがあります。
尾根を行けば間違いないと思いますが
途中、左方向の前鬼への分岐がありました。
植林が多く見どころはほとんどないですが
たまに左側がひらけて前鬼方面の山々が見えます。

おおまかなルート図です。


右から滝音が聞こえてくるとゴールは近いです。
ルート図の下降点Aに来ると以前は
目印の印象的な木があったのですが朽ちていました。
その近くに幹の直径が1m程度の木があり中が空洞になってました。
その中から石楠花が生えている
「身籠りの木」は印象的でしたので目印に丁度いいと思います。

石楠花の枝に黄色テープを張っておきました。
9:00(230分) 下降点A
そこから右下方向の小尾根に降りていきます。
目印の色んなテープがあるので間違い難いと思います。
150mほど高度を下げたあたりで下方向の谷の先に
少し滝の流れが見えるのが雌滝です。
同時に雌滝の90°上流の上方向に僅かに滝の流れが見えます。
これが雄滝です。
そしてここが雄滝と雌滝の分岐点となります。
まずは今回、最大の目的の雄滝に向います。
そこから斜面をトラバースし隣りの小尾根に渡ります。
安全のため簡易ロープを木にくくりターザン的に歩いて渡りました。

渡る途中で見上げると岩の洞窟がありましたがこれが岩屋?

元々はこの斜面に立ち木があったようで難度が低かったようですが枝にテープが巻いてある木が根をあらわにして斜面下に寝そべっていました。
着いた先の小尾根の斜面も急なので懸垂下降で降りました。

徐々に姿を見せる雄滝はなかなか滝頭を見せてくれません。

それほど大きいのです。
ガレ場を降りて
10:10(300分)
・岩屋谷雄滝 でかい!最高!気持ちいい!!

¦ 総合評価 5(5段階評価)
¦ 高さ 130m
¦ 片道時間 300分
¦ 危険度 4
¦ 自然度 4
http://yahoo.jp/65CBV2
中央!








滝行!

下流の雌滝の落ち口へ



やりたいことを全てやりきって飯喰うたら2時間ほど経っていた。
浦島太郎の気持ちがよく分かる~~~。
ここに住みたいがそんなサバイバル能力も無いので
やむなく雌滝へ向かいます。
雄滝さん!ありがと~~♪♪♪
ほな、またお逢いしましょう♪
― おしまい ―