【注意】 どの滝に逢いに行くコースも
季節、天候、水量、気の緩み等で大事に至る事もあります。
行かれる方はお気を付けて自己責任でお願いします。

◎ 2019年3月24日 メンバー okaさん・えだ1(嫁)と3人 
ヤマビル遭遇しなかった。
生息しているとのこと。活動期はご注意ください。


<今日の一枚>
・ 銚子滝 

 


● 奈良県上北山村白川 古川坂本貯水池 岩屋谷
 不動滝・小滝・銚子滝・廊下奥滝 に逢ってきました。


<ジャンル>
沢登り 中級。


<ナビ設定位置>


https://yahoo.jp/NAuLxe


この時はR425に通行止めがあったので

道の駅 杉の湯川上からサンギリ林道で現地に向かった。


okaさんナイス判断!


<参考ルート>


<前書き>
『秘瀑 台高山脈珠玉の渓』にも登場する谷で

okaさんから雨後のヒルのいない時期とリクエストをいただいていてこの日に決行した。


滝名は秘瀑から引用しました。


自分の所有している沢登りの本にも2記事載っていました。


<装備>
ヘルメット、ハーネス、ビレイ機、ロープ(最低でも20m)


<行程>
ナビ設定位置(N)あたりに駐車します。


道路から不動滝(手前)と銚子滝(奥)を眺める。


橋から

・ 不動滝



¦ 総合評価      3(5段階評価)
¦ 高さ        40m
¦ 片道時間     0分
¦ 危険度       1
¦ 自然度       2



左岸からでも入渓できるようだが右岸から入ると

不動滝のオーバーフローした滝が見えるのでこちらを選択。


でもチョロっとした流れでした。



この滝は直登りできそうだが上部の取り付きが怪しいので大き目に巻いた。


谷に降りていくつかの堰堤を越えて行くと

・ 小滝



・ 小滝



・ 小滝



・ 小滝



・ 小滝



整った容姿もさることながらきれいな滝壺と

その周りの岩が平らで自由に難なく動きまわることができる。


まるでどこからでも私を見てと言わんばかりの造形です^^


¦ 総合評価      3(5段階評価)
¦ 高さ        18m[測] ※
¦ 片道時間     70分
¦ 危険度       3
¦ 自然度       5




右のルンゼを自分が先に登りロープを垂らし登ってもらいます。


30mほど登ったところで谷を覗きに行くと小滝の上の滝と更にその上に銚子滝が見えます。

 

 

もう逢えるの?と思いました。


灌木があり登りやすいのですがokaさんからロープの要請があったので設置します。


その先の尾根を巻くといきなりドドーンと絶景が現れました♪


・ 銚子滝 



五條市の迷滝と同じご対面のパターンです^^


・ 銚子滝 



・ 銚子滝 



・ 銚子滝 



滝下に降ります。


・ 銚子滝 



・ 銚子滝 滝下のえだ1 滝はも~~~~っと上までありますよ^^



・ 銚子滝 



・ 銚子滝 



・ 銚子滝 ドローンで落ち口撮影。



・ 銚子滝 裏見~。 滝裏にちょけたおっさんがいます^^



青空、虹と最高のコンディションでの大瀑との出合でしたが

良く見ていただけると分かると思うのですが滝の左に

どなたかが回収できなかったロープが垂れ下がっています。


テンション下がりましたよー(-_-;)



¦ 総合評価      4(5段階評価)
¦ 高さ        70m
¦ 片道時間     165分
¦ 危険度       4
¦ 自然度       5




銚子滝は右から巻きあがります。


途中にスズメバチの巣がありましたので秋口は要注意ですね。


上流は廊下になっており滝もあります。


右から巻きますが再びロープの要請がありました。


ここは体幹を鍛えてもらう為、ハーネスを装着してもらい

ロープでビレイしクライミングをしてもらいました。


貯水池が見えていて高度感がハンパない。


ちょっとスパルタ~^^


そこを越えて行くと前方にまたも大きな滝が見えます。

 

 

お~~~!!


・ 廊下奥滝



これを見たら滝下に行かない訳にはいかない!

 

 

少し危険ですが右から降りました。


・ 廊下奥滝



・ 廊下奥滝



・ 廊下奥滝



・ 廊下奥滝



・ 廊下奥滝



・ 廊下奥滝



・ 廊下奥滝

 

 




・ 廊下奥滝 落ち口。



・ 廊下奥滝 カエル目線。

 

 

大きな滝があるとは聞いていましたが

これほどのプロポーションとは思っても見ませんでした♪



¦ 総合評価      4(5段階評価)
¦ 高さ        30m
¦ 片道時間     330分
¦ 危険度       4
¦ 自然度       5



この先は大きな滝が無いという事で左岸にあるという杣道に逃げることにしました。


しかしこの滝から逃れるのに手こずりました。


少し戻ったところの尾根を右から巻こうとしましたが活路が見いだせず
廊下奥滝左岸にあるルンゼ?を登るしかないと進みます。

 

 

廊下奥滝さんが虹でお見送りしてくれます。

 

 

先ほどのスパルタが効きすぎたのかokaさんの足が上がらない。


時間も厳しくなりそうなので何度かロープで引き上げて登ってもらいます。


もう少し上れば尾根に上がれそうなところで行き詰まり

右に逃げて尾根になんとか這い上がりました。


これで大丈夫だろうと小休止。


杣道は尾根にあるはずと探しますが

その先は崖になっているので岩屋谷から離れるしかなさそうです。


しかたなく涸れ谷を降りて行くと何やら杣道の痕跡がたまにですがありました。


杣道は尾根にあるという先入観は捨てなきゃダメですね^^


短い谷に思った以上の素晴らしい滝が4つもあり滝屋として大満足な谷でした。


総時間560分でした。


※ 滝の高さを測定できたものに[測]と記入しています。
 測定器 BOSCH レーザー距離計 / GLM 100C

 

 

 

 



ほな、またお逢いしましょう♪


― おしまい ―