【注意】 どの滝に逢いに行くコースも
季節、天候、水量、気の緩み等で大事に至る事もあります。
行かれる方はお気を付けて自己責任でお願いします。

◎ 2019年1月20日 メンバー 単独
ヤマビル遭遇しなかった。


<今日の一枚>
・ ローソク滝 




● 奈良県十津川村内原 滝川
笹の滝・ローソク滝・四ツ滝・湧水滝・夫婦滝・不叶の滝・不動滝・その他
 に逢ってきました。


<ナビ設定位置>
笹の滝の看板のところ。


https://yahoo.jp/KDR5Ve


<参考ルート>



<装備>
ヘルメット、念の為ハーネス、ビレイ機、ロープ


<前書き>
遡行終了後は教団敷地に入るので了承を取ると聞いてはいましたが
現地で電話を掛けるものと思っていました。


しかし圏外で無理でしたので予め電話をしておくべきでした。反省!


<行程>
笹の滝は言わずと知れた滝百選ですのでナビ設定位置から
案内板に従ってPの駐車場に停めます。


この時は時間切れにならないよう見ていませんが過去の写真を載せます。


・ 笹の滝 2010.4.11



・ 笹の滝 2010.4.11



・ 笹の滝 2010.4.11



堂々としたスタイルと圧倒される水量でした。


¦ 総合評価      4(5段階評価)
¦ 高さ        40m[測] ※
¦ 片道時間     20分
¦ 危険度       3
¦ 自然度       4


この滝は2006年5月21日にも来ていて
我々夫婦の記念すべき滝カウント『1』の滝なのです。


その時は滝百選なんてあるんだ~程度でしたが
いつしか滝にドはまりしてしまい3,600滝を越えてしまいました^^


そしてこの滝の上流にいくつもの滝があるとの情報を得て
とうとうこの日がやって来ました。




笹の滝の門を

くぐるとすぐ右に階段らしきものがありましたので
楽勝かなと思いましたがすぐに見失い
笹の滝を巻くためにジグザグと高度を上げました。


笹の滝真上の左岸の岩を巻きながら棚を降りて行けますが
いつでも後戻りできるよう無理しないことを心がけました。


棚が無くなるとルンゼになりロープがあったのでホッとしました。


 

 

 

沢に降りて


笹の滝の落ち口


その上流には


・ 直瀑 14m



普通に良い滝です。


右から巻くとロープとその先にアルミ梯子がありました。


 

支流のホホゴヤ谷から一見、異様な滝が!


・ ローソク滝(仮)



・ ローソク滝(仮)



・ ローソク滝(仮)



・ ローソク滝(仮)



・ ローソク滝(仮)



・ ローソク滝(仮)



・ ローソク滝(仮) 滝壺の中。


 

水量が少ないので滝の評価は普通ですが狭く高い両壁に
落ちる水の浸食で複雑に磨かれてできた造形は淫靡な香りのする美しさです。


この場に立たないと分から無い威圧的でもある神秘な場所でした。


写真で伝えられないのが残念です(^_^;)


¦ 総合評価      3(5段階評価)
¦ 高さ        29m[測] ※
¦ 片道時間     60分
¦ 危険度       4
¦ 自然度       5




刈安谷のきれいな水に癒されながら

 

 

 

 

 

 

7m滝は右岸から高巻きますが一枚岩の斜面に恐れおののいて高巻きます。

 

 




しかしルートを見いだせず万事休すかなと思いましたがまた戻ると
一枚岩の切れ目を見つけることができて先に進めました(-_-;)


いい連瀑があるなと思ったら


・ 四ツ滝 



一眼出して撮ろうと思ったらにわかに雨が降り出し

雨宿りしながらついでに少し早い昼飯をとりました。



コンデジのみで済ませました。


・ 四ツ滝 



・ 四ツ滝の4つ目? 



¦ 総合評価      3(5段階評価)
¦ 高さ        44m
¦ 片道時間     175分
¦ 危険度       4
¦ 自然度       5




しばらく行くと幾筋にも流れる湧水でできた滝があります。


・ 湧水滝(仮) 



手前の岩にはパンダが隠れていました^^

 


・ 湧水滝(仮) 



もうひとつ特記すべきは滝の側面に穴が開いており隣りの滝が見えるのです。


・ 湧水滝(仮) 




・ 湧水滝(仮) 



最初は上から板状の岩が落ちて穴が開いたように見えるのかなと
思いましたが良く見ると川床の岩と繋がっていました。


たまに見かける穴滝とは違う種類の穴滝ですね。


¦ 総合評価      3(5段階評価)
¦ 高さ        12m[測] ※
¦ 片道時間     260分
¦ 危険度       4
¦ 自然度       5




左岸から巻いていくと


・ 夫婦滝 



・ 夫婦滝 雌滝 奥八入谷です。



・ 夫婦滝 雄滝



・ 夫婦滝 雄滝 

 

 

・ 夫婦滝 雄滝 カエル目線。



上から見ると雄滝の滝壺から出た水は雌滝の滝壺に注ぎ込まれています^^


 

ちなみに地理院地図の滝マーク位置は間違っています。


¦ 総合評価      3(5段階評価)
¦ 高さ    雄滝    20m[測] ※
¦ 高さ    雌滝    20m[測] ※
¦ 片道時間     310分
¦ 危険度       4
¦ 自然度       5




右岸から巻いて少し進みと左に柵が見えているので
遡行を止め教団施設の道を進みました。


若い方が工事をしておられて皆さん明るく礼儀正しかったです。


途中で施設の方?が遠くにいらしたので大声で呼びましたが
聞こえなかったようで見えなくなりました。


詳しくは書きませんが滝川近くになったのでルートにある道が
あるものと思いましたが無く苦労しながら下流方向に進むと
前にも来たことのある不動滝の滝マークの近くまで来ました。


そこには道路があるので探しましたが道路は無く
滝マークのところに行くと橋の下にある不叶の滝でした。


・ 不叶の滝 



・ 不叶の滝 



確保して左岸から撮影。



¦ 総合評価      3(5段階評価)
¦ 高さ        9m[測] ※
¦ 片道時間     430分
¦ 危険度       4
¦ 自然度       4




滝名が違っているとは思わず
ハテナのまま下流に進むとやっと車の通れる道路にでて


少し行くと道路から


・ 不動滝



・ 不動滝



道路から来れば時間0の危険度1です。


¦ 総合評価      3(5段階評価)
¦ 高さ        15m
¦ 片道時間     460分
¦ 危険度       4
¦ 自然度       3




475分かかり愛車の元に着きました。



※ 滝の高さを測定できたものに[測]と記入しています。
 測定器 BOSCH レーザー距離計 / GLM 100C








ほな、またお逢いしましょう♪


― おしまい ―