皆さんのあまりお目にかかることの無い、SL(蒸気機関車)のおはなし。

国鉄の分割民営化後、現在でもいくつかのSLが静態保存・動態保存されています。
また、一部では見事な復活を遂げた機関車も・・・。


私が入社した現在の会社には静態保存されている機関車が居ります。
日立製作所製、C56 139号機。
当時私が初めて配属された駅の、その機関庫に黒く鈍く輝いていました。

当時の配属先から幾度かの転勤を経て、昨年また元の職場に戻ってきました。
その間眠り続けていた機関車は、時々手入れに訪れる愛好家たちによって
磨かれてきました。

そして今年に入り、恐らくはここに来て以来初めての大掛かりな塗装を
することになり、先日無事に塗装は終わりました。


本当の意味で出区出来る日は来るのだろうかと、夢に見ることもありました。
車籍は無く、ボイラーなどの傷みから自走することは出来ません。
ですが、牽引機や車両移動機などの力を借りて動くことは出来ます。

現在一般公開はしておりませんが、何らかの方法で一人でも多くの方に
見ていただきたいと思いますし、何かを感じ取っていただきたいと思います。


最近、色々な駅や撮影地でマナーの守れない方がいるようで、
各所で規制など対策がとられています。
車両や列車のそばで撮影したいという気持ちは私も良くわかります。
ですが、お互いの安全を保ち、礼儀とマナーを守れる人が本当の
鉄道ファンだと思うんです。
立入禁止の場所に入り込んだり、危険箇所や列車の運行に支障をきたす
場所での撮影は決して許されることではありません。
鉄道雑誌や鉄道関連ブログなどでこういった呼びかけを広めてもらう、
そんなきっかけになって欲しいと願っています。


鉄道雑誌編集部の皆様、また鉄道ジャーナリストや鉄道写真家をはじめとした
多くのメディアの人達からの呼びかけが、本当の鉄道ファンを育てる
良いきっかけを与えてくれることを願っています。