妹から

  悲しい知らせが届いた。

 

『海バーバー、昨夜亡くなったよ』

 

 

お料理の上手な方だった

夏休みに遊びに行くと、海岸で拾ってきた

テングサを煮詰めて漉した自家製の寒天で作った

豆かんをおやつに出してくれた。

 

ちっちゃな身体からあふれ出るパワーに

いつも驚かされた

 

小さかった息子たちも

『海バーバー』と本当のおばあちゃんのように慕っていた

 

85歳・・・・そんな年齢になっていたんだぁ

 

亡くなった母がよく

『順番なんだから・・・』と言っていた言葉が頭をよぎった

 

順番であっても 悲しさは変わらない

 

眠るように穏やかな最期・・・と聞いて

空を見上げた。