50代からの暮らしリノベーションを目指して!
モノとこころと情報の片付け
「おしゃれ終活®」実践中!
整理収納アドバイザー・おしゃれ終活アンバサダー 川西由佳です。
「おしゃれ終活®」とは
ビジューオーガナイズ株式会社の提唱する
人生の棚卸メソッド。
私もその制作プロジェクトに
最初の最初から、かかわっています。
このメソッドは
私の一つの経験をきっかけに、始まります。
今日は原点にたちかえって
原点となった出来事から
書きたいと思います。
2月の終わりから3月。
この季節の少しだけ春めいた風が吹くと
いまだに訳もなく涙が出ます。
3月は新たな旅立ちの季節
そしてさよならの季節。
いろんなところでお話しているので
ご存知の方もあると思いますが
今からもう、9年も前の話。
当時、高校生を頭に
年齢3つづつあきの三兄弟と私たち夫婦の
家族5人と犬2匹の生活は
なかなか賑やかで
パワフルな毎日でした。
洗濯は1日に何回転も回し
コメは一升炊の炊飯器をフル回転
毎日、お弁当+朝練後のおにぎりに、
間食用のおにぎりを作り
3人の男の子のお腹を満たし
清潔な衣類と
暖かい布団を用意することに
ほぼ全てのエネルギーを使う毎日。
それはそれは大変だったけれど
それはそれは楽しい毎日。
余計なことなど
考える暇もなかった。
めでたく長男の大学進学先も決まり
春からの住まいを探し、送り出す。
引越し荷物と共に、
長男を新しい住まいに残して、
自宅へ帰る車の中で
急に襲われた強い感情に
私はわんわん声をあげて泣いたのです。
その時は、
それがどこから湧き出た感情なのか
わかりませんでしたが
物理的に距離が離れて寂しい、
というよりも
人生が折り返した寂しさと
母としての役割が終わってしまった哀しさ
だったように思います。
頭では理解していたつもりでした。
今でも「子どもに一人暮らしの経験は必要」と
思っています。
そんな、理屈ではない「何か」に襲われ
「私から母親という役割がなくなったら
何が残るのだろう」
「このまま年老いていくだけなのか」と、
深く考えこみ、
抜けることができない「沼」に
はまった感覚でした。
辛く、苦しい時間、でした。
草の青い匂いを感じるだけで
さわさわと春めいた風が吹くだけで
涙が流れて止まらないのです。
そんな私を救ってくれたのが
当時はまだなんの形にもなっていない
「おしゃれ終活®︎」の考え方でした。
パート2に続く
私と一緒におしゃれ終活®︎しませんか?
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