前回、 「リンドウって、縁起の悪い花?」 を投稿しましたが、
引き続きリンドウに関してお話させてください。
りんどうの学名は「Gentiana」ゲンチアナ。
最初に薬として使った王の名にちなんでつけられたそうです。
りんどうは漢字で「竜胆」と書きます。
りんどうの根は、竜の胆汁のようにとても苦いことからつけられたという説があります。
昔から薬草として使われてきて、胃薬の原料になっています。
りんどうの花って、筒状で先がラッパ型に開いてとても可愛いですよね。
りんどうの花は日差しを受けて開き、夜は閉じます。
雨や曇りの日には閉じたままであることも・・・。
切り花のリンドウを買ったお客様から、
というお話をよく聞きます。
「何が悪かったのかしら・・?」って。
決して管理方法が悪かった訳ではありません
切り花として売っているリンドウは、最初から花が開かない品種も多いのです。
お花屋さんに多くある「蝦夷(えぞ)リンドウ」は開かない品種です。
ササリンドウは開きます。
開く品種がよければ、お花屋さんに確認するか、最初から開いているものを買うといいと思います。
秋の代表花リンドウを、たっぷり楽しみましょう