デッサンを学ぶ時、
最初にやっていただく事の一つとして
『グレースケール』というものがあります。
グレースケールとは
明るい〜暗いまでの調子を段階的に表わしたもの
グラデーションと言うとイメージしやすいですね
写真が少し悪いですが、生徒さんがチャレンジしたものです
パソコンや写真に詳しい方なんかも良くご存知だと思います。
鉛筆デッサンは、鉛筆の白黒だけを使って
光の状態やその物の色(固有色)
を再現しなければいけません。
そのための訓練のひとつですが、
このグレースケール
めっちゃ
地味な作業です…
デッサンの基礎を学ぶ上では、定番中の定番で学校の授業などでやったことがある方もいらっしゃると思います。
しかし学校などで習うグレースケールは、ほとんどの場合、完成の状態を見てうまく描けたかどうか判断して次の課題に移っていきます。
しかし
舐めてはいけません
実は奥が深い
それはなぜか、
グレースケールには
絵の描き初めから完成までのプロセス、
鉛筆の扱い方やタッチについて等
グレースケールの作業にはデッサンを描き進める上での重要な要素が全て詰まっているのです
私はそういった指導のもと、意識的にグレースケールをするだけでも描く絵は大きく変化すると思っています。
実際変わります
皆さんも地味だけど奥が深いグレースケールやってみませんか？
微妙な駆引きが必要で結構難しいですよ
