「扁桃肥大およびアデノイド増殖症による睡眠時無呼吸と滲出性中耳炎」
おチビは2歳になったばかりの頃ぐらい(たぶん)から
眠っている間に呼吸が止まることがありました。
大きないびきをかく子で、それも心配でしたが
そのいびきがピタッと止まるんです。何秒間か。
パジャマの胸元を開いて確認すると
息を吸い込むと膨らむはずの胸はへっこんでしまう(陥没呼吸)。
朝は口の周りが青くなってしまうこともありました。(酸素が足りてない。)
そして、毎月出る高熱。扁桃が腫れてしまうんです。
耳鼻科に通い、吸引と薬で様子をみていました。
夜はいびきをかき始めると横を向かせたり
首の角度をかえてあげたりしながら、少しでよく眠れるように
たぶん、私はずっとうとうとしながら朝を迎えていました。
ちなみに私はフルタイムで働くワーキングママです。
しんどかったよ。
でも、自分が眠っている間におチビの呼吸が止まったままになってしまったら
と思うと、怖かった。
耳鼻科通い、いらぬものももらうこともあるから
できればお薬がなくなるタイミングで行きたい。
吸引が家でできればなぁと思い、吸引機を買ったのです。
それでも限界がありました。
扁桃が腫れる、鼻腔も炎症をおこして腫れる
ほとんど息ができていませんでした。
病院で検査した結果、体を起こした状態で風邪もひいていない状態
それでも気道が7割塞がっていると。
またこのせいで中耳炎が治らず、滲出性中耳炎に。
聴力にも影響する恐れがあると。
扁桃とアデノイドの摘出をすることにしました。
手術しようかどうしようかと迷う余地もなかったです。
3歳になったばかりのおチビ
全身麻酔の手術、心配でした。
でも、毎晩の苦しそうな姿もかわいそうでした。
入院は1週間、まだ小さかったから私も一緒に入院しました。
手術の前の晩、夜9時以降から絶食。
夜中に「喉渇いた。」と言われたけど飲ませてあげられない。
「喉渇いたよ。お願いします。」って言われたときは
つらくて「ごめんね」って抱きしめて泣いた。
手術は朝1番でした。
手術室の前でお医者さんから名前とどこを手術するのかを聞かれ
ちゃんと「〇〇です。おのどの手術します。」って答えられた。
手術室へは私たちの方を振り返りもせず、小さな足で自分で歩いて入っていきました。
1時間ほどで終わると言われていましたが、2時間かかりました。
麻酔のせいで意識がもうろうとしていて
起きては喉にたまった血を吐く。
また眠る。の繰り返し。
夜になってお茶を少し飲んでみましょうと言われ試してみた。
「痛い?」って聞くと
「痛くない」って。
それから退院まで、結局1度も「痛く」なかったそうだ。
これにはびっくりした。
そして、こどもの回復力の早いことにもびっくり。
手術して、やっと「すやすや」と眠れるようになりました。
いびきをかくこともあるけど、以前のように呼吸が止ったり
陥没呼吸になったりすることは今のところありません。
毎月出ていた高熱も出なくなりました。
そして、小食だったのにたくさん食べられるようなり
体重も増えるようになった。
耳も中耳炎にならなくなり、何より言葉がはっきりした。
おチビにとっては手術してよかったのだと思います。
鼻炎は相変わらず
両親ともにアレルギー性鼻炎もちなので
これはもう仕方がないのかな。
今ではすっかり自分で鼻もかめるけど
それでもすっきりしない時は吸引機を使っています。
今年の夏に産まれた二人目も
先日鼻水ちゃんになってしまい、使用しました。
泣いちゃったけど鼻水とってあげたあとは機嫌がよかった。
アデノイドは再発することもあるそうです。
おチビもベビも、「よく眠れているか」をしっかりみてあげないとです。
今は
可愛い寝息が聞こえているので安心です。
おやすみなさいZZzz....