TSUWAMONO(ツワモノ)無双の者 | écru fil

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生成りの糸や布が好き♡
さらしていない麻糸を紡ぐように、自然体で暮らしながら
日々の想いを写真に残して言葉を紡ぐ毎日を積み重ねたい。
お気に入りの雑貨やおいしいお皿のワンシーンを切り取って
大切な日々の記録をここに残そうと思う。
一日一日、一針ごと。

前回の記事の続きです。

 

メリーチョコレートが

戦国時代に活躍した英雄たちを

テーマに、ゆかりの地や逸話に

まつわる味わいを、チョコレートで

表現した、バレンタイン限定の

「TSUWAMONO」シリーズ。

 

こちらのアソートボックス

無双の者(3人の天下人)は

戦国時代、天下を統一に導いた

織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の

三大武将をイメージして作られた

チョコレートの詰め合わせ。

 

「時代を超えて語り継がれる

男たちは、凛々しく、たくましく

現代を生きる人々にとって

憧れの存在です。熱き魂、高い志

自らの意志を貫く姿、大胆で

感性に富んだ美意識など

つわものたちが持つ研ぎ澄まされた

サムライスピリットを個性豊かな

チョコレートで表現しました」

(お菓子の説明書きより)

 

 

三武将にまつわる濃姫・ねね・千姫

をイメージした、華やかな一粒が

一の段・二の段・三の段それぞれに

加えられて、なんとも豪華な

三段重ねのお重のようになってます。

 

 

この中身、気になる?

 

開けていいよ!

 

 

蓋を開けると

 

 

見て見て!

こんな感じで開くんです。

 

 

この箱の仕組み

素晴らしいアイデア、感動です!

わりと小さい箱なのに

10cm × 10cm × 10cm

のキューブから、こんな風に

三武将の世界観が展開されるとは

チョコレートが、宝石にすら

見えてきて、これはもう芸術の域!

 

 

一の段

(織田信長)

 

右上から時計回りに

 

ポートワイン

信長が日本人で初めて飲んだ

と言われる「ポートワイン」を

使った、鮮やかな赤の一粒。

ポートワイン特有の、甘い

果実酒の風味が楽しめる。

 

宇治抹茶

信長の愛した「茶の湯」にちなみ

抹茶の深い香りと甘味を

スイートチョコレートで包み

金で華やかに仕立てられた一粒。

 

たまり醤油

名馬コレクターと言われた

信長の愛馬をイメージした一粒。

ゆかりの地・愛知で好まれる

「たまり醤油」を使っている。

 

日本酒(岐阜・濃姫)

正室(濃姫)の名前を冠した

日本酒を使った一粒。嫁ぐ時に

父・斉藤道三から贈られた

一振りの懐刀にまつわる逸話から

一本線で刀を表現している。

 

 

二の段

(豊臣秀吉)

 

右上から時計回りに

 

日本酒

秀吉の馬印に使われた瓢箪を

あしらった一粒。花見酒を宴会で

楽しんだ元祖と言われる逸話から

大阪の日本酒を使い、キレのある

味わいに仕立てられている。

 

和三盆

「醍醐の花見」で振る舞われた

和菓子をイメージした、白に金箔

が上品な一粒。上質な甘さと

なめらかな口どけが楽しめる。

 

「醍醐の花見」をイメージした

桜香る一粒。桜の柄をあしらい

華やかに仕立てられている。

 

ゆかりの高台寺「圓徳院」の

紅葉を表現した一粒を

秋の味覚・柿の味に仕立てる。

正室(ねね)をイメージ。

 

 

三の段

(徳川家康)

 

右上から時計回りに

 

家康が手植えした梅が

駿府城にあることにちなんで

梅を使ったガナッシュをハイミルク

チョコレートで包んだ一粒。

 

ミルク&ホワイト

不屈の精神で天下泰平の世を

築いた家康をイメージして

素材の味わいをじっくり楽しめる

プレーンチョコレート。

 

黒ごま

「健康オタク」と言われる

家康にちなみ、黒ごまを使った

一粒。兜に使われている

シダの葉がモチーフになっている。

 

ゆず

孫(千姫)のイメージを

ゆかりの姫路城の牡丹に

なぞらえて表現され、爽やかな

味わいのゆずが使われた一粒。

 

 

パッケージには、三武将の

性格の違いを言い表した

有名な俳句にちなみ

ホトトギスを屏風に描いた

墨絵風のデザインがあしらわれ

思わず、自然と唱えます。

 

 

鳴かぬなら殺してしまえ

ホトトギス(織田信長)

 

鳴かぬなら鳴かせてみせよう

ホトトギス(豊臣秀吉)

 

鳴かぬなら鳴くまで待とう

ホトトギス(徳川家康)

 

 

お菓子の説明書きには

「史実に基づいて人物をイメージし

企画しておりますが、説によっては

違う見解もございますので

ご了承ください」とありますが

毎年、デザインや味が少しづつ

変化しているようで、これは

来年も楽しみになってきました。