お客様、これはレアでございます。
JAL空港担当者が笑顔で盛り上げてくれた。新しいのをおつくり致しますから、7ケタのカードはもう使われておりません。このレアなカードは記念にお持ちになってくださいませ。
彼女はレアというところに力を込めた。
決して古物と言わないところが、さすがである。
2024年8月8日、わたしは1十数年ぶりの伊丹空港にいた。空港バスの乗り場を失念してしまい、先日に阪急の周りを不審者のようにウロウロしたところだ。
その立派な飛行機の具合だが、まず10年前の7ケタのJALポイントカードが使えなかった。後に新しいのを郵送してくるとかで仮番号をみたら、たくさん数字が並んでいる。わあ、時代が流れたんだ。
客層はジェットスターと違って、日本人が多い。格安航空機だと、というか関空だと海外の団体が多いので、時々客室乗務員さんがあたしに英語で注意してくれたりする。
立派な飛行機は、私にとって堅苦しかった。半バンにゴムぞうりのような人がいない。
伊丹空港からのお客さんは行儀がよく、誰一人、おにぎりやお菓子を食べていない。わたしは鮭オニギリもボッキーも持ち込んでいたのだが、だれも食べないので諦めた。おなぎすいている。
せめて飲み物を。
当説であるから、節約して飲み物をくれないのではと心配して、乗務員さんに尋ねたのだが、後ほどに、と笑顔で答えてくれた。
立派な飛行機は前日のカミナリのせいとかで、半時間出発が遅れ、まあジェットスターは普通に1時間後くらい遅れるからJAlは良い方だが、空の上ては混んでいるとアナウンスがあり空中で旋回して、到着は1時間遅れであった。
羽田空港では、ワンちゃんへのお土産セットが売られている、可愛い🩷
武蔵小杉駅へのバス表示を発見。羽田空港での京急線乗り口の位置を忘れているため、とりあえずそれに乗った。
成田空港からの殺風景な高速道路とは違って、こちらはカンパチを通る。街並みもみえて、楽しい。
なおJALもANAも障害者割引がきくので、元気なうちに、フルモノはとくに旅をしよう。
でもおばあさんって、古いポイントカードとか、しっかり持ってるよね。若い頃、あたしは物持ちの良い近所のおばあさんに呆れていたけれど、しみじみ。