日本車メーカーのプライドと新興国戦略。



中国貿易をされている方のブログを拝見し、確かに!と思いました。中国における日本車メーカーの技術力はほとんど知られていないので、中国においては技術力が競争力ではないといういうことのようです。旺盛な購買意欲といっても農村部では購入の選択肢は、買えるか買えないか、見栄えが良いか悪いかが優先で安全性とか環境性能などは二の次三の次ということのようです。それにあわせて見栄えの良い超低価格車を投入できるかが今後の問題になるのではないかと思います。

インドではスズキの成功が大きいですし、インドメーカーも自国にあった車両を投入しそれなりのシェアを稼いでいるようです。現在、インドでは合弁を解消する動きが活発です。2010~2011の1年間における合弁メーカーの販売は7%、外資の販売が73%と理由はいろいろでしょうが、合弁の実績が示すように今後は単独進出や合弁解消が加速すると考えられます。中国への対抗心からインド政府自体が単独資本による進出や合弁解消に無干渉も、この動きが加速している理由でもあります。

ホンダも合弁を解消しFIATも解消に向けて動いています。今後マツダのインド進出もあるようですが、スズキと提携してノウハウを学ぶのが良いと思います。デミオ以外はバッティングは少なそうですし。

今回、フォードが中国上海汽車と合弁会社を設立とのことで、インドでも懐疑的な動きをしています。購買態度など中国と似ているからとのことですが、技術的な不安をいう関係者やインドの中国嫌いを考えるとこの合弁がうまく行くかはかなりの未知数ではないかと思います。

新興国は自動車販売の草刈場化しています。過去の有名ブランドなどを中国やインドメーカーに渡っています。これは残念な話ではありますが、資金調達のため背に腹を帰られなかったということでしょう。それらのメーカーは新興国での売上をいかに上げられるかが今後を左右することになるでしょう。


インドを拠点にして、アフリカや中東への出荷増を目論んでいるメーカーも多いのかも知れません。フォードは上海汽車との合弁でどんな車種を投入して来るのでしょうか?


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