開発のプレスリリースはされるが、発売したというリリースはあまりないですね。



多くの企業がリチウムイオン二次電池の開発をしています。実際に製品化されているものも多いのですが、情報としてはあまり多くは無いようです。例えば、日立では1999年には18650タイプではない円筒形の小型セルを集合させたモジュールをHEV向けに提供を始めています。実用としてはテスラより早かったといえます。日立ビークルエナジー

三菱重工のBTを注目していましたが、三菱自動車では自社共同開発のBTの他、東芝製のBTを採用していますが、三菱重工製のBTを使うという話は聞きません。三菱重工では自社製品向けや定置用として販売しているようですが、今年のピークス参加車に採用とのことで注目を集めることになるかも知れません。

日立は円筒型、角型両タイプのBTを製造販売しているとのことです。円筒形のセルとしては18650という言い方だと40108(第二世代)40092(第三世代)という感じでしょうか。平均電圧はいずれも3.6Vで、各5.5Ah、4.4Ahという性能です。ただ、民生用として利用可能な18650タイプを推進しているパナソニック製と比べてどうか?少し気になります。

現在、多くの企業が提携してスマートグリッドとEV充電の連携など研究を始めていますが、EVの充電は基本自宅充電だと考えます。当分はEVで遠出しようと考える方は多くないとも思います。ここで考えたのはバッテリーの性能が向上して、いろいろなパターンで容量が増えます。小型軽量化して搭載量を増やすとかサイズなど変わらず容量が増えるとか・・この場合、自宅充電が基本とはいえ充電時間が長くなる可能性があります。そこで家庭用の倍速充電器(急速充電はBTに良くないし、価格も高くなりますし)を低価格で供給して欲しいと思います。

バッテリーのコストパフォーマンスが向上し小型軽量化が進めばEVでの遠出も可能になるかも知れません。その時こそ公共施設や道の駅、高速道路に急速充電器の設置が必要になるのではと思うのです。まあ、現状どんどん急速充電可能な施設が増えていることは、EVの普及を後押ししBTの性能向上に寄与するとは思います。

日立ビークルエナジー社のモジュール
$サイレント・ドライブ