リンパセラピストかおりです
皆さんは期間限定の恋愛を経験した事はありますか
淡くて切ない青春の思い出
レッツ、カオリンの恋ログ～
高校３年生のある日の事
自宅に男友達から電話がかかってきました
彼から家に電話がかかってくるのは初めてだったのでビックリしました
昔は携帯がないので家の固定電話
私の部屋は離れにあったから会話を聞かれる事はなかったけど
あまり長時間話してると両親に叱られてました
「もしもし？何かあったん？」
「もうすぐしたら卒業やんか」
「うん。そうだね」
「卒業したらさ、会えなくなるやん」
「県外の大学に行くんだよね？」
そう言うと急に沈黙になった…
「もしもし～？あれ？切れてる？」
すると彼が真剣な声で…
「俺、お前の事が好きなんだ。いつもグループでいたけど、これから卒業までは２人でいたい。。。」
「俺の事、好き？どう想ってる？」
エッ
突然の彼からの告白に衝撃を受けました
今度は私が沈黙…
彼の事は友達としか見てなかったから
正直、戸惑いました
彼はいつも優しくしてくれました
私の事をよく見てくれていた気がする
落ち込んでいたら真っ先に気付いて一番に声かけてくれたのは彼だった
「友達からでもいいかな？」
「うん。全然構わないよ。俺の事を好きになってもらえるよう頑張るよ」
「なんか、明日学校で会うのが恥ずかしいね」
「うん。でも今まで通りでいいから」
次の日から、卒業までの期間限定の恋愛が始まりました
最初はぎこちなかったけど
時間が経つにつれて
私は彼の事がどんどん好きになっていきました
放課後が唯一彼と一緒に居られる時間でした
だんだん、彼にハマっていく私
恋すると毎日が楽しくて幸せに感じました
彼の笑顔を見るだけで嬉しくて幸せでした
楽しい思い出が少しずつ増えていく事が幸せでした
卒業間近になり
期間限定の恋へのカウントダウンが始まりました。
一緒にいるのが当たり前になっていたから
隣に居るのが当たり前だと思っていたから
卒業したら離れ離れになるんだという現実が
じょじょに寂しさと悲しみを募らせていきました
なんで終わる恋だと分かっていたのに
あの時、付き合ったんだろう
なんでこんなにも好きになってしまったんだろう
好きになったら離れるのが辛いのに
どんどん好きになっていく
でも、彼と恋した事は後悔してない
毎日が凄く楽しかったから
一緒に沢山の幸せを感じたから
終わるのが怖くて恋を始める人なんて居ない。
「ねぇ？本当に県外に行っちゃうの？」
彼は
「ごめんね。夢があるからそれを叶えたいんだ」
って申し訳なさそうに…、
そして悲しそうに応えた
「だよね。ごめんね。全然気にしないで」
笑顔で笑ってみせたけど1人になったらやっぱり悲しくて涙が止まらくなった
自分の気持ちに嘘をつくのは凄く苦しい。
もう一緒に笑ったり話したり出来ないの
手を伸ばせばいつも近くに居る距離だったのにもう会えなくなる。
そんな気持ちとは裏腹に、皮肉にも
期間限定の恋は結末を迎えようとしていました
彼とのお別れ
私は、
サヨナラという言葉が口に出せませんでした
遠距離恋愛。頑張ればなんとかなるって思ってたど、
現実はそんなに甘くない。
離れちゃうと幸せな時間は続きませんでした。
永遠という言葉は…
なんで存在するんだろう
どんなに好きでも離れるとダメになる私
どんなに好きでも離れるとダメになる私
好きな人とはずっと一緒に居なきゃね。
距離と会える時間って大切だなって思います
遠距離は向いてないのにいつも遠距離恋愛になる私です
以上、最後まで読んでくれてありがとうございました
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