リンパセラピストかおりです
今回は青春ブログだよ
天才君に助けられた高校3年生の時の話です
3年生にもなると教室内は受験一色
懇談で担任から
「志望校の推薦枠には入れるけど総合評定値が4、5あれば確実に受かるから地理の勉強を特に頑張れ‼︎」

でも、私は地理が苦手だったのでいつも後回しにして勉強しなかったので成績は変わらず
中間テストが終わり
担任が成績表を見ながら
「地理が足を引っ張ってるから地理の評定値をなんとかして上げろ」と言いました
「地理は苦手だから無理やわ…」

「じゃあ、どうして地理コースを選択したんだ」
って、めっちゃ追求されました
私の通っていた高校は1年生から2年生に上がる時に歴史か地理を選択します
この選択によってクラス分けが決まります
部活の先輩が歴史より地理の方が簡単だ!って言っていたから
地理は嫌いだったけど、その言葉を真に受けて地理を選択
でも、テストを受けてみると歴史の方が確実に高得点
明らかに選択ミスをしてました
単純な自分の性格が仇となり嘆きました
地理が嫌いな私は考えました
仕方ない。地理は捨て、
他の科目で5を目指そうと…
2学期になり席替えがありました
私の隣は天才の男子君でした
天才君は真面目だけどきさくに話せる優しい男の子

彼のノートは綺麗な字でとっても分かりやすく書かれていて、
さすがは天才だと感心しました
期末テスト発表になり、私は今回こそ地理を頑張ろうと気合いを入れました
いつもは山をはってそれに賭け見事に沈没して評定値は3…
山をはるのはやめてコツコツと勉強を始めたけど、
どう勉強すればいいのか分からずお手上げ


私は彼の家に電話をしました
「地理が分からん。テストに出そうなところ教えて」

「山が外れたらどなんするん?」
「かまわん。どうせ点数とれんけん」
そう言うと彼は山をはってポイントをしぼって教えてくれました

テストが始まり私はその問題を見てびっくりしました
天才君…、あんた凄いよ
見事に教えてもらったポイントが出てる

私はこの地理で初めて奇跡の評定値5を獲得しました
彼には本当感謝しています
そんな彼は今は先生になっていると聞きました
きっと素敵な先生なんだろうな…
そして、
私は今でもやっぱり地理が苦手です


