というわけで、最近見た映画を語ろうのコーナースタート!!
戦争に幻想を抱き自ら望んで従軍し、パリへ進軍する華やかな戦争体験を妄想していた若者達。
そんな彼らが乗る輸送トラックが着いた先は、汚泥と死体にまみれた、銃弾飛び交う最前線の塹壕であった…。
隣で先ほどまで会話していた戦友が次の瞬間動かぬ肉の塊に変わる、人的資源を大量消費しながら、敵陣の攻略を行う世界大戦を描いてます。
この戦争でドイツがどの様な結末を迎えるかわかっているだけに、画面の暗さや塹壕戦の悲惨さも相まって、常に絶望感が漂っている感じがしますね。
戦争物のFPSとか遊んでる方はよく分かると思いますが、めちゃくちゃ簡単に人は死にます。
そこにいる人の数だけ物語はあるんですが、いとも簡単にそれは幕を引くんですよ。
人的資源の数だけそれが続く。
そんな歴史の上に今があるわけで。
戦争の形態も変わり、世界も変わりつつあります。
我々が平和に暮らせている裏には、常に最前線で努力されている方々が居るということを忘れないで頂きたい。
オススメ度
★★★★☆
重いので、見るなら連休にどうぞ。
【きっと、うまくいく】
人の数だけ悩みがあるように、人生とは常に迷い考える日々です。
一度立ち止まり、胸に手を置いて『きっと、うまくいく』と言ってみましょう。
魔法の言葉なんてありませんが、でもね、それは自分の背中をほんの少しだけ押してくれるんですよ。
この映画を観たあと、もう一度観て下さい。
あぁ本当に良かったな君達と。
オススメ度
★★★★★
自然の美しさも見どころです。
【ロング・ウォーク】
内戦により分断されたアメリカが舞台で、どことなくディストピア物の様な雰囲気があります。
そんな世界で国をあげて行われる一大イベントである『ロングウォーク』。
その様子は全国中継され、勝者には大金と願いを一つ叶えてくれる特典が与えられます。
レースはルールにのっとり、最後の1人になるまで行われます。

※映画サイトより
それぞれの思いを胸に、過酷なレースが始まります。
物語としてはひたすら道路を歩くだけなんですが、端々に戦火の爪痕や、経済が崩壊している様子が見て取れます。
参加者の態度や会話、見物に来ている人々からも現在の国家や常識がどうなっているのかが読み取れ、破滅に向かって進んでいってるのがわかります。
その進行は誰にも止められないのでしょうね。
オススメ度
★★★☆☆
派手さはありませんが、滅びゆく世界を丁寧に描いてる作品だと思います。
かつてアメリカという国があり、いかにその歴史に幕を閉じていったかを考察するために、当時開かれた『ロングウォーク』のビデオ映像を我々が見ているような雰囲気にさせてくれます。
見終わったあとに何かこう薄ら寒いものを感じるので、ある意味ホラー作品だと思います。
ルールに書いてあるように3回警告を受けるとアウトなので、その手の映像が苦手な方は厳しいかも。
内戦を扱ったシビル・ウォーより、こちらの方が遥かに面白く恐ろしい内容だと思います。
【雪山の絆】
航空機事故にしては、比較的多くの生存者が墜落直後には残っていたものの、壊れず残っていたラジオから流れてきたのは捜索打ち切りのニュース。
極寒の大地に取り残された彼らの運命は…。
エベレストや八甲田山を見ていると、雪山での遭難がいかに恐ろしいかよくわかります。
この物語に登場する人達の多くが学生ラグビー選手だったとは言え、彼らは雪中行軍経験もなければ、雪山登山装備も無い素人。
絶望的な状況で、それでも生きるとはどういうことなのか?
色々と考えさせられる映画です。
オススメ度
★★★☆☆
この手の映画が苦手な方は、同時に公開されているメイキング映像を見てから鑑賞するのもオススメです。
あと見ていてなんだかな〜と思った方も、メイキング映像を見ると納得いくと思いますね。
失礼を覚悟で言わせてもらえれば、その…必死さが伝わらないんですよね…。
『良かった!!まだ生きてる!!』とは思えなくて、『あ、まだ生きてるんやこの人。』と思ってしまう。
ただし、あくまでもあの時何が起こったのかを描くという意味では間違ってはないので、そういう点ではよく出来ている映画だと思います。
以上、最近見た映画のお話しでした。
さて、今月末はキルケーの魔女が来るぜ!!と息巻いている今日此の頃ですというお話し。



