先日
屋根裏で不安に感じた木材のひび割れ。
いつ割れたのか?


色々と調べましたが
木材の割れは貫通割れしていなければ
問題無いと言うのが
世間一般的な見解のようです。

安易に信用して良いのか?
ですね〜



大手メーカーのHPを覗いて見ると
法定耐用年数は木造22年とあります。


日本住宅性能表示基準???
劣化対策等級???

40〜50年前の家が残っているのは
大きな災害がなかったからだろう。

うちの
購入時の契約書や
設計関連を見ても
劣化対策等級なんて言葉
載ってなかった。


日本住宅性能表示基準
調べると、


うちの家を買った頃、
2000年くらいに色々決まった事らしい。

まあ、我が家は
等級1と考えるのが妥当。。。

建て売り住宅はコスパ重視。
使われる材木が細い傾向です。

細い材木は
経年劣化で強度が下がると言われています。
実際にうちがその通りですわ。

現状、、、
今のところは、まだ問題はないが
大丈夫と言える自信は無い。

木造住宅の寿命は30年から80年。
住み手のメンテナンス次第で
随分と寿命に差が付きそうです。


メタルバンドと結束工具が到着しました。

Amazonで2,800円の工具。
品質に不安がありましたが、
びっくりするほど出来が良いです!
コレは当たり🎯

バンドの素材はステンレスで
幅広7.9mmをチョイス。
こちらも品質は良さそう。

引っ張り強度は120キロと弱いのが欠点ですが、
木材の強度回復効果は期待出来ます。
樹脂製の結束バンドとは比べるまでも無い。
色々とDIYでも使える工具になりそうです。


梁の割れを元に戻すのでは無くて
これ以上劣化が進まない様に
現状維持が目的です。


上から見ないと解らんが
木組みのジョイントが割れて
外れかけていました😱

この南側の梁は十字に割れが進行、
材料が細すぎ。。。
最初からギリギリの強度じゃないか?


北側の同じ位置の梁は材質が米松で
太さも倍以上。
柱間の問題なんだろうけど
いくら何でも差があり過ぎだ。
強度的に設計上は問題ないのか?🤔

材質の低コスト化が原因で
ここまで耐久性に差がついた。

いずれ訪れる自然災害を考え、

補強の効果はあるか解らないけど
見て見ぬふりは出来ないですわ。
弱い部分を
メタルバンドで固定しました。

地震の揺れは初動の破壊力が凄まじい。
20年以上劣化した構造材とジョイント部分。
揺れに耐えられるかは
起きて見ないとわからんですな。

関東は
大震災から100年以上が経過して
大きな災害がなかった分、
古い建物が多い。
東京近郊で震度7の地震が起きた場合、
相当な家が倒壊する危険がある。

家が壊れないで残る事が最重要。
家族がスムーズに復興していけるか
決まると思います。

食料や水の備えも大切ですが、
老朽化の把握。

一度、専門家による倒壊指数など
調べておく必要がありそうです。

ーーーーーー訂正ーーーーー
梁と思っていた部分は
母屋と言う名称の様です。。。

スミマセン!