「経済至上主義からの決別」
経済的な領域を社会の中心的な領域とすることをやめるということは、
重大な意味をもつ。
それは、人間は「経済人」であるとする理念、人間の自己実現は
経済的な成功と経済的な報酬によって図られるとする信条を捨てる
ことを意味する。
P.F.ドラッカー 歴史の哲学(産業人の未来)より引用
これは今から68年前の1942年に出版された著作の中の言葉です。
モノが豊かになるにつれて、誰しもより良い生活を望みますから、当然
経済的な成功と報酬を追い求めますよね。
ところがまだ産業や経済が勢いよく発展している時代に、すでにこうした
考えを示していたことに驚きます。
ドラッカーの一番の関心は「人を幸福にすること」だったと言われて
いるので、常に「人」を中心において物事を視ていたのでしょうね。
何が人を幸福にするのだろうと考えた時に、経済的な成功だけではない
との考えに至ったのでしょうかね?
そういえば今も売れ続けている「もしドラ」にはドラッカーのエキスが満載
ですが、「もしドラ」も一人ひとりの野球部員たちにすごく焦点をあてて
いますよね。
甲子園という目標を達成するたには何が必要なんだろうと考えた結果、
女子マネージャーが部員一人ひとりに話を聞いて、それぞれが自己実現
できる方法を考えて行きましたよね。
個々の感情とか気持ちを尊重して組織を作っていったと言うのか。
きっと「もしドラ」のそうした部分に共感する人が多いから、読者が
増え続けているんでしょうね。
「経済至上主義からの決別」は、モノの豊かさよりも心の豊かさを求める
時代や、さらには現在の脱炭素社会までも予言していたような
気がします。
なんか上手くまとめられなくてすいません!
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