< 2020年の生活 >
2020年12月。
2010年に買ったブルーレイレコーダーが、とうとう動かなくなった。
再生はできるけど録画が機能しなくなったのだ。
ちょうどボーナス商戦が始まったばかりだし買い換えるか。
そう思った僕はインターネットで炭素クレジットのマイページに
ログインし、今年の炭素クレジットの残高を確認した。
「残高 12000クレジット」。
次にインターネットで「ブルーレイレコーダー」を検索し、目当ての
機種の炭素クレジットを確認したところ、10000クレジット。
さんざん迷ったあげくに後日、5万2千円+1万クレジットで新品の
レコーダーを購入した。
これで来年4月のクレジットチャージまで2000クレジットしか
無くなってしまった。4月までは買い物を控えないと。。。
下手な小説風で恐縮だけど、これは10年後を想像して書いた
ものです。
6月4日に「ビートたけしと7人の賢者」というTV番組で、炭素クレジット
を消費者にも負担させるような仕組みを考えている人がいる、と言って
いたのを観て想像してみました。
この話は2010年の今はただのフィクションだけど、けっこう真実味が
あると思います。
ISO14067という国際規格がここ1年くらいでスタートする予定ですが、
これは一製品ごとのCO2排出量の算出を国際的に統一するための
規格です。製品に表示するCO2を「カーボンフットプリント」と言います。
コシヒカリの写真には「CO2総排出量 7.7Kg」とプリントされて
いますが、これはこのコシヒカリが田植えから店頭に並ぶまでの
間に排出されたCO2が7.7Kgだったことを示しています。
ISO14067でこの算出方法が国際統一されれば、あらゆる製品に
カーボンフットプリントが表示されるようになり、「モノの値段+CO2量」
がその商品の購入価格になる可能性があります。
そうなると先ほどの小説風の話が現実味を帯びてきます。
年に一回4月頃に国民一人づつに炭素クレジットが配布されます。
JRのPASMOやIKOKAのようなICカードにチャージされるイメージ
です。
配布されるクレジットの量は、前年にその国がCO2排出目標を
オーバーしたか下回ったかで増減します。
仮にその年に10万クレジット配布されたとして、CO2排出量7.7kg
のお米を買うと、残りは99992.3クレジットになります。
こうして「価格+CO2クレジット」を払ってモノを購入する世界が
全くの想像ではないという事です。
不動産などの大きな買い物をすれば、それだけCO2クレジットも
減るので、足りなくなった分は1クレジット1円でチャージします。
モノを買えば買うほど、支払うCO2クレジットも嵩(かさ)む仕組み
です。
このCO2クレジットはクレジット会社を経由して国に貯金され、
国家間での排出量取引の原資や植林などを行う資金になります。
モノを大事にする意識がもっともっと浸透すれば、こんな仕組み
は必要ありませんが、大量消費がますます活発化している
中国などの後進国もあるし、世界中が足並みをそろえて温暖化
を抑制するためには、こんな仕組みが導入されてしまうかも
わかりませんね~(;^_^A
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