「未来について知っている二つのこと」


我々は、未来について二つのことしか知らない。

一つは、未来は知りえない。

二つは、未来は今日存在するものとも今日予測するものとも違う。



         P.F.ドラッカー 変革の哲学「創造する経営者」より



この言葉は「変革の哲学」という著作の「未来」という章の初めに


記されています。


そしてページを一枚めくると次の言葉があります。



未来を語る前に、今の現実を知らなければならない。


現実からしかスタートできないからである。



この二つの言葉から言えることは、未来は誰にも解らないし予測


することも難しい。しかし、今の現実を知ることはできるので、まずは


現実をしっかりと把握して、そこからスタートすること。


私たちが確実にできるのは、現実からスタートすることだけ。




あたり前のことを言われているようにも聞こえるけど、これを着実に


行うことは意外と難しいんですね。




私が携わっている「エコステージ」という仕事の肝は業務改善です。


業務改善とは事業活動における問題や課題を、あるべき姿に修正する


ための活動のことです。改善が上手くゆけば、顧客満足や利益が向上


したりと、会社が昨日よりも成長することに繋がります。




この業務改善のスタートは「現状把握」と「現状分析」なんですが、


ここがとても大事なんです。


改善テーマ(修正すべき対象)を選ぶのも当然ここからスタートするので


テーマの設定がずれていると、せっかくの対策もずれてしまい、結果的に


意味のない活動になります。



やはり、いかに現実からスタートするか、ですね。




話は変わりますが、普天間移転問題などで政局が混乱しているけど、


そもそも県外移設や負担の分散といった公約も含めて、現実から


スタートした公約だったのかなと、今更ながら疑問に思いますね。


日頃から勉強して現実を見据えた活動をしている議員もたくさん


いるのでしょうが、与党として表に出てくる行動が辟易するほど


レベルが低いのはなぜなんでしょうね。。。?




高校野球の女子マネージャーが部員一人ひとりの現実を把握する


ことからスタートしたことを、与党の皆さんにも見習ってほしいです。



『もし国会議員の全員がドラッカーの「マネジメント」を読んだら』


って本が出たら、ベストセラー間違いないですねv(^-^)v



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