< ダイエットに成功する方法は? >
ダイエットといっても女性が熱心に取り組んでいるアレじゃ
なくて、CO2(二酸化炭素)や温室効果ガスのダイエットの
話です。間違って見にきた方、せっかくなので読んでいって
ください!(;^_^A
温暖化対策基本法案について、日本の副大臣クラスが集まり
話し合いをしたけど、意見が対立して話がまとまらなかった
ようです。この法案は、温室効果ガスのダイエットを、今後どの様に
義務付けるのかを決める、日本の未来にとって大変重要な法案
です。
対立したのは、以下の二つのダイエット方法のどちらを採用するか。
1)現在100キロの体重を75キロにダイエットすることを義務づける案
(これが総量規制)
2)現在100キロの体重の、増えた分に対してダイエットを義務づける案
(これが原単位方式)
以前のブログ でも書きましたが、昨年のCOP15で中国などは、この
原単位方式を主張してきて、その主張が通ってます。
それで今回は、日本国内におけるCO2規制を総量規制か原単位
方式のどちらを選択するかで、意見が割れたわけです。
でも、どっちの方がダイエットに成功するかは、やる前から判り
ますよね。
原単位方式の方は「抜け道」でしかないです。
環境省は総量規制の方で法案を通すように要請していますが、
一部の産業界と経済産業省がタッグを組んで、原単位方式も
入れるべきだと主張しているわけです。
このミックスした法案が通ってしまえば、当然多くの企業は
原単位方式に逃げるでしょうから、なんら拘束力のない
ザル法が一つ増えるだけという話になります。
民主党のマニフェスト(政権公約)にあった、排出権取引 が始まっても
活発な利用は期待できないですね。
それこそ、通販で勢いで買ってしまったダイエット器具同様に、
放置されて埃をかぶる運命でしょう。
そして、数十年後にダイエットに失敗したツケは、国の借金
同様に、次世代が被(かぶ)るということになります。
このミックス法案は、過去にイギリスで取り入れたところ、
複雑で機能しなかったそうです。この失敗から学ばず、日本が
ミックス法案を採用したら、愚の骨頂ですね。
日本国民は、そんな愚の骨頂を望んでいないと、願いたいです。
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