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リデュースは、ゴミ問題を解決するためのキーワードと言われる
3R(リデュース・リユース・リサイクル)のうちの1つです。
リユースやリサイクルに比べて馴染みがないようなので、今回
取り上げました。
辞書では「減少させる、抑制する、縮小する」と説明しています。
そして3Rには優先順位があり、最優先がリデュースなのです。
ゴミ問題を解決するために一番肝心なのは「ムダなものを
買わない・使わない」という入口を抑えることで、身近な例でいえば、
レジ袋や包装を断ることです。
ゴミは廃棄後にリユース(再使用)やリサイクル(再生利用)
の過程を経ます。
中古の家具やPCなどを綺麗に再生して販売することや、
再利用できるリターナブル瓶などもリユースの一環ですね。
またリサイクルは、溶かしたり砕いたりして原材料にすることで、
廃ガラスを再生したタイルや、ペットボトルを再生したカーテン
など、様々な種類があります。
そしてリユースやリサイクルされなかったゴミでも焼却できるものは
焼却処分されます。しかし、焼却処分できないゴミもあります。
こうしたゴミは「最終処分場」に廻されることになります。
そしてこの最終処分というのは埋め立てることを意味します。
しかし現在ある埋立地の容量にも限界があり、今後15年くらいで
満杯になると言われています。
3Rは2000年に循環型社会形成推進基本法の中で登場した考え方
なのですが、すでにこの時点で最終処分場の容量の問題は
重要な懸念事項とされていて、そのため3Rという考え方の普及を
行政が始めたわけです。
そして、入口を抑える「リデュース」がなぜ最優先かと言えば、
最終処分場に廻されるゴミを極力すくなくするため、つまり
最終処分場をできるだけ長く使うためなのですね。
最終処分場を拡大するには、今よりもさらに地中深く掘るか
埋立地を広げるかしかないですが、地中では土壌汚染や水質
汚染が心配ですし、日本の国土面積がゴミの埋立地で横に
広がって行くというのも、ゾッとしますね・・・
私達が便利さと引き換えに起こしてしまった問題ですが、
ゴミも含めて環境問題には難しい側面がたくさんありますね。
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動画のメッセージを作成したので、よかったらみてくださいね。
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