< COP15の争点 >
16日に各国の大臣クラスが参加する閣僚級会合がスタートしたCOP15。
18日の閉会まで残すところ一日ですが、注目の点はやはりアメリカと
中国の削減目標です。
米・中あわせて世界全体の40%にあたる温室効果ガスを排出していますが
両国ともに温暖化抑制をリードしようという姿勢は見せていません。
米国は2005年度比17%前後という削減目標を提示していますが、90年度比
に換算すると、約4%です。
EUは90年度比で20~30%、日本は25%を目標に掲げていますから、
米国は腰のひけた目標値といわざるをえないですね。
EUも日本もIPCC(世界中の気象専門の化学者により組織されている
気象変動に関する国際的専門組織)の警告をベースに、それぞれ
2020年までの中期目標値を算出したのですが、2大排出大国の米中が
腰がひけた状態では、IPCCが警告している2050年までに温室ガスを
50%削減する必要があるという目標値はクリアできないですね。
いっぽうの中国は、「中国には電気さえまともに通っていない家庭が
まだたくさんある。私たちは発展する権利がある」(首席交渉官)
と主張して、EUや日本なみの削減目標値の受け入れは拒んでいる
状態です。
そこで中国に対しては、目標値(GDPあたりの排出量を05年度比
40~50%削減)が実施されているかを第三者が検証できるような
制度の導入が提案されています。
この第三者というのは、国連や各国で組織した委員会のことで、
この第三者委員会が検証を行い、中国の国際公約が守られている
かを透明化(見える化)しようという内容です。
この程度の内容は中国にも受け入れて欲しいと思うんですが、
すんなり受け入れてないですね。
中国の意見は、先進国から(資金・技術面で)支援を受けた分に
ついては検証を受け入れるけれど、独力で削減した分については
国内で検証するにとどめる、とのことです。
逃げ道を残しておきたいんだな~と、勘繰りたくなります。
しかも、中国・インド・ブラジル・南アフリカの4国で「BASIC」という
グループ(共同戦線)を立ち上げて、グループの意見として
提示しているんですね。
といった感じで、注目の米中は消極的といわざるをえません。
目先の経済的な発展だけを追い求めた結果、40年後くらいに大きな
しっぺ返しがきてからでは、手遅れなんですけどね・・・
そうなった時に失うものは、あまりにも大きいと思います。
もっと意識の面で大人になってほしいですね。
COP15については、閉会後に総括の記事をUPしたいと思います。
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動画のメッセージを作成したので、よかったらみてくださいね。
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