これはRoHS指令施行前の例ですが、2004年にSONYさんが
オランダ当局から行政指導を受けたことがありました。
対象製品はPS oneというゲーム機で、周辺機器でカドミウムが
規定値以上使用されていたことが指導対象となりました。
これにより、出荷の一時停止、部品交換、再発防止の管理体制
構築などで、約100億円の損失を計上しています。
また、部品調達先4200社への立ち入り検査を実施し、有害化学物質
への混入対策を確認・指導しました。
たいへんな手間と労力ですね
。想像以上だと思います。
こうした事態を避けるため、リスクヘッジ(危機回避)のためにも、
関係法令や国内外の行政発の関係条例などは正しく理解して、
先手を打っておくことが大切なんですね。
下手したら死活問題になりますからね。
そういえば経済成長著しい中国でも、中国版RoHS指令が
2007年3月に施行されましたね。
「電子情報製品生産汚染防止管理弁法」という名称で、対象物質と
規制値はRoHS指令とまったく同一です。
ただし、指導内容は2段階に分かれているようです。
これについては、また別途とりあげます。![]()
------------------------------------------
中小企業の環境経営サポートは
エコトラストにお任せください!
経営効率の改善と環境経営の第三者認証取得を
低コストで実現します
http://www.justmystage.com/home/ecotrust/
http://www.geocities.jp/eco_trust_biz/
------------------------------------------