突然だが、"amazon.com"が嫌いだ。
頼みもしないのに勝手に本を薦めて来て、いらん本を買わせるからだ。
たまたま、僕が薦められた本にいい物がなかったからかもしれない。だが、もしかしたら本質的に、僕にとって「いい本」を薦めてくれていないからなのではないか、とも思う。
僕は、本は新しい知識と出会うのための手段と考える。それも「突然」で「あり得ない」出会いを演出してくれるための。本はその人独自の思考の仕方や、知識の体系で構成されているから、いくら見知ったことが書いてあっても、基本的にいつも新しい。
でも最上の本は、自分がそれまで全く考えてもみなかった知識の系譜に突如出会わせてくれるものだ。
それに対し"amazon.com"は、自分の思考に似た本を薦めてくる。それもすごく面白そうに装って。当然だ。もともと興味あることなのだから。しかし、実際にその本が届く前にはだいたいのことは調べ尽くしているし、そもそもそこに新しい発見は少ない。だから、往々にして、本を読むときは既に興味がなくなっているのだ。
僕の本の探し方はすごく原始的。いろんな本屋に行って、内容でなく、タイトルがインパクトのある本を手に
とり、目次を読む。一見、わけわからなければ即買い。
どんなに忙しくても、本は一週間で五冊、をノルマにしている。