[LOHAS(ロハス)]-小池さんも“LOHAS志向”?(環境大臣年頭所感から)
小池さんも“LOHAS志向”?(環境大臣年頭所感から)
昨年夏の“クールビズ”に始まり、この冬の“ウォームビズ”まで、地球環境に配慮した生活スタイルの浸透を図るべく、矢継ぎ早に流行語を生み出してきた環境省のトップ、そして小泉内閣の顔でもある小池環境大臣の年頭所感を拝見すると、「私は就任以来、今日の多くの環境問題の原因となっている事業活動や“ライフスタイルの在り方”を根本から見直し、環境と経済、社会が一体となって発展していく社会のしくみづくりを進めてまいりました。
こうした中、確実に“時代のパラダイム”は大きく環境重視の方向に変わってきています」(同大臣談)とのことです。
環境問題というものが、人間が近代文明を発展させ、資源、エネルギーを大量消費した結果もたらされたものである以上、突き詰めると「環境問題=人間の生き様(哲学)」ということが言えます。
したがって、人間の生き様であるライフスタイルを修正すれば、おのずと環境問題は収束するとも言えるのです。そしてその際、ポイントとなるのが“新しい時代のパラダイム”である“LOHAS”なのです。
つづいて、「21世紀は環境の世紀です。今こそ地球環境からのシグナルと国民の共感の高まりをしっかりと受け止め、社会経済の変革を更に加速させることが必要です。
現在策定中の第3次環境基本計画においても、環境・経済・社会の統合的な向上という考え方に立ち、政府全体の取組の検討を進めています。その中で環境省では、地球社会への発信力を高めること、地域社会において国民の知恵と行動力を結集することの2つの視点を持ち、具体的に次のような取組を進めていきます。
まず、脱温暖化社会の構築を目指し、京都議定書の削減約束を確実に達成するため、昨年4月に閣議決定された目標達成計画に基づき、再生可能エネルギーの導入促進や京都メカニズムのクレジット調達制度の導入などの取組を進めます。
地球温暖化対策のための環境税の創設については、平成20年から京都議定書の第一約束期間が始まることを踏まえ、既存の税制との関係等に考慮を払いながら早急に検討していきます。
さらに、京都議定書以後の将来枠組みを全ての国が参加する実効あるものとするため、アメリカや中国などアジアの主要排出国との政策対話にも力を入れ、国際的なリーダーシップを発揮していきます。
循環型社会の構築も重要な柱です。
レジ袋の有料化や市町村と事業者の責任範囲の見直しなどの論点を抱える容器包装リサイクル法の見直し、昨年創設した循環型社会形成推進交付金の活用を始め、引き続き“3R(リデュース、リユース、リサイクル)”の推進に力を入れます。
また、昨年10月に発足させた地方環境事務所を活用し、地方自治体などと協力して、不法投棄対策等に取り組む体制を強化します。さらに、“もったいない”の精神を世界に発信した、昨年4月の3Rイニシアティブ閣僚会合を受け、ゴミゼロ国際化行動計画を推進します」ということです。
