新潟の越後妻有という地域では、3年に1度、「大地の芸術祭」というトリエンナーレが開催されています。
大地の芸術祭の里には、「人間は自然に内包される」という基本理念があります。
自然と人間を対極におき科学を発達させてきた西洋文明とは異なり、東洋の自然観がそこにはあります。
人間と自然がどう関わっていくかという可能性を示すモデル地域となることを目指して、越後妻有の地域づくりは進められています。
アートを巡る道程では、棚田やブナ林、祭りや伝統行事など越後妻有の風土や文化を五感いっぱいに感じることができます。
この地域がおもしろいのは、アート以外についても、1年を通じて様々な取り組みをしている点です。
なかでも、棚田の維持を図るための棚田バンクは興味深く、田植え、草刈り、稲刈りなどに参加して、収穫したお米を手に入れることができます。
今年は、私も棚田での田植えに参加してきました。
棚田での体験は、私たちが忘れかけていたふるさとへの思いを呼び起こし、人と人、人と大地の新しいつながりを感じさせてくれる、ということが改めて実感できた次第です。
アートと農業を持続可能な活動としていくために必要なことはなんでしょう?
本ブログの根底に流れる思想の中に答があります。




















