私にしては珍しく、あまり話題にのぼったり有名になったことのない海外モノに手を出してみました。

 

どうしてこの本にしたかというと理由はただひとつ、訳者が橘明美さんだったから。

 

この方が手がけた「その女アレックス」「悲しみのイレーヌ」というミステリ、ストーリーもさることながらとても読みやすくて登場人物がイキイキしてたんですよね。

 

海外ミステリは翻訳があまりにややこしくて挫折することも多々。

「多分この人が訳した本なら面白さは別として少なくとも読みやすいだろう」と思い、訳者プロフィールに掲載されていた本を片っ端から探して手に取ったのがこの本だったのです。

そして思惑は見事に当たりました。

私の大好物・読んでるうちに止まらなくなる系ミステリーでした。

 

語り手は処女作が売れて一躍文壇の寵児となった若い男。

最初はちやほやされていましたが、二作目がまったく書けなくなり崖っぷちに立たされます。

そんな中助けを求めたのが、自分に小説の手ほどきをしてくれた大学時代の恩師。

久々の邂逅のあとに受けた知らせは、その恩師が30年前の殺人事件の容疑者として逮捕されたというもの。「そんなことはありえない」彼は恩師を助けるために度重なる警告にも負けず奔走するー。

 

ストーリーもなかなか面白いし、主人公に協力する警察官や主人公の母親など周りのキャラクターも魅力的。

お母さんが登場するたびに次はなにを言い出すかとワクワクしましたw

 

ラストはどんでん返しの連続で「さすがにどれが本当だよ!」となりましたが、

最後の最後の大どんでん返しは素直に驚かされました。

秋の夜長にオススメです。

 

さて、明日もアルバイト。なんとか終わらせてきます!