偽りの楽園(上) (新潮文庫)/新潮社

¥680
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両親はスウェーデンで幸せな老後を送っていると思っていたダニエルに、父から電話がはいる。「お母さんは病気だ。精神病院に入院したが脱走した」。その直後、今度は母からの電話。「私は狂ってなんかいない。お父さんは悪事に手を染めているの。警察に連絡しないと」。両親のどちらを信じればいいのか途方に暮れるダニエル。そんな彼の前に、やがて様々な秘密、犯罪、陰謀が明らかに。
(Amazonの内容紹介より)



久々にワクワクする本に出会いました。
一気に読んでしまったー。
続編取り寄せ中。早く来ないかなー(*´Д`)

主人公家族はイギリスにずっと住んでいたのですが、
両親は自営業を早々に引退して母の祖国であるスウェーデンで優雅な老後を送ることにします。

…とダニエルは信じていたのですが、
真実は彼が想像していたよりもずっと暗く、
両親はダニエルにそのドロドロした部分を見せていないだけだったのです。

そして突然の母の帰国。
しばらく会わないうちに母は容貌も性格も変わり果て、大変に疑り深くなっていました。

「父さんは変わってしまった。私を狂ったと言って精神病院に入れてしまったけど、
私がここにこうしているのは医者が私を狂っていないと診断した証拠。
私が巻き込まれている陰謀と犯罪の話を聞いて。」


一方、時を同じくしてスウェーデンにいる父から連絡があり、
「お母さんは頭がおかしくなってしまった。
母さんの言うことを信じてはいけない。じっとしているなんてできない、私も今からそちらに行く。」


上巻は、お母さんの語る長い「陰謀と犯罪」の内容がほとんどです。
というか、上巻で終わりませんでした。
お母ちゃん、話、長い。
結局陰謀が何なのかは下巻で明らかになりそうです。


ただ、この「お父さんとお母さんの言うこと、どちらを信じるか」っていう
シチュエーションが、なあー。
「子ども」には暗い部分を見せない両親、
感情的な母とちょっと何考えてるかわからない父っていうのが
自分の環境とちょっと似てるところもあり。


自分だったらどうするか、
パッと見だけだと完全に理性を失ってるお母ちゃんの説明聞いて
信じられるかなあ、と。


下巻は、明日からの東京行きのお供になりそうです(*´艸`*)