由規投手 | エコリングのブログぅ

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ヤクルト・由規投手(22)が4日、日本ハム戦(札幌ドーム)に2番手で登板して3回を2安打2失点。五回には、同学年の中田翔内野手(22)から、この日唯一の150キロ超えとなる151キロの直球で三振を奪った。昨季痛めた右肩の回復は順調で、次回登板は故郷の仙台などを襲った東日本大震災から、ちょうど1年となる11日の広島戦(福山)が有力となった。

 この男が打席に入ると自然と気合がみなぎってくる。右打席で構える中田の姿を見て、マウンド上の由規のアドレナリンは一気に上昇した。

 五回一死。カウント1-2からの速球はこの日最速の151キロを計測して内角をえぐる。中田のバットは、あえなく空を切った。2012年のライバル対決第1Rは由規に軍配が上がった。

 「外角を狙ったのに力んでしまった。(中田とは)毎年対戦していますが、勝手に力が入ってしまうんです」

 不安定なスタートだった。2番手でマウンドに上がった四回は変化球が高めに抜けて直球もスライダー回転。二死走者なしから四球と長短打で2点を失った。しかし、五回に中田を三振に仕留めて本来の姿を取り戻した。五、六回は3人でピシャリ。「打者との感覚がつかめてきた」と手応えを口にした。

 高校時代からしのぎを削る中田との対決は、やはり格別。試合前には談笑し、ライバルの結婚を祝福した。「(中田が)結婚してから話をしていなかったので、とりあえず『おめでとう』と言いました」。

 右肩痛からの復帰登板だった2月27日の韓国KIAとの練習試合に続く好投。着実に復活への階段を上がる由規の次回登板は、11日の広島戦(福山)が有力。ライバル対決を制して勢いを得た右腕が、出身地の仙台市など東北地方への思いを込めて腕を振る